なんと、、!! おとといから 巣から落ちてしまったらしいすずめの赤ちゃんを保護しております。。
息子がじいじと 来人家に行った折、見つけたそうです。
野鳥は 飼ってはいけない、、と言われているので、どうしよう!と思ってはいるのですが、、、
まだ放っておけない、状態なのです。
このままじゃまだ、飛べないし、へびとかに食べられてしまうかも、、と思うと、、我が家でもうすこし様子をみようかと、、思っていますが。
これって、いいのでしょうか?
でも、ほっとけないし、、うーむ。
一昨日の晩、私が仕事から遅く戻ると、だんなさんが 子供を寝かしつけた横で、一生懸命 このすずめの看病?いや、介抱をしておりました。
ティッシュにくるまれたそのちいさないのちは、もう息も絶え絶え、、
目も開けていられないほど、ぐったりしていました。
オットはそのいのちを、一生懸命 あたたかい息を吹きかけたり、話しかけたりしながら、ピンセットで 捕まえてきた小さな虫を挟んで、食べさせていました。
そんなオットの姿に じーん、、とした妻(笑)
ああ、この人となら一生一緒に添い遂げられるわ、、とひそかに思うのでした。。
どんなにあたしが よろくそ (出雲弁でよぼよぼ、って意味かな) になっても、ちゃんと面倒みてくれるわ、、きっと、、ってね(笑)
ま、その反対になっても、そうであるだろう、とは思っていますが。。。
そんな冗談はさておき、
この子すずめ、、 「おちゅん」 という名前になりました。
息子の大好きな日本昔話、の したきりすずめ、では おちゅん、という名前がついているので、、、
我が家は おちゅん、に… ま、わりと 単純ですが。
さて、このおちゅん、、オットの献身的な看病のおかげか、翌朝すっかり、元気を取り戻し、餌を催促するくらいになりました。
保育所に持って行く!と息子が聞かないので、 とりあえず持って行きましたが、やはり、保育所では 飼えない、ということで、、
母は 引き取りに行って来ました。
そして、我が家で一時預かり、という形で? 現在、私のパソコン横で、ちゅんちゅん元気に鳴いておりますが。。
まだ 飛べません。
でも、「おちゅんー!」と呼ぶとちゃんと、「ちゅんっ!」と応えるのです!
もう、可愛すぎます(親ばか?)
ペットと暮らす、、という経験、、
実は私自身は あんまり深くはないんですね。
小学校中学年の頃、近所の方からもらった セキセイインコの 「ぴっちー」 、、、そのあと、一匹じゃ淋しいから、と また頂いた オスの「まさのり」
(当時、世良公則さんの大ファンだった私、、)
二匹はめでたく結婚して 卵を産みました。。
うれしくてうれしくて、ひながかえるのを心待ちにしていたある日、
冬の寒い日だったのですが、 物置に夜、移して、鳥かごに毛布をかけるのを、なぜかうっかり忘れてしまった私。。
朝、目が覚めて外に出ると、、、
ぴっちーもまさのりも 死んでいました (涙)
もう、ショックでショックで、、
自分はなんておろかなことをしたんだろう、、と責め立てられ、学校もその日あったピアノのレッスンもお休みして、ずっと閉じこもって、鳥かごの前で泣いていたことを、今も鮮明に覚えています。
だから、それ以来、自分では 生き物を飼ったことがありませんでした。
世田谷で暮らしていた時、家族が飼っていた ちび という ほんとうに自由奔放な猫らしい、猫 と暮らしていた他は…
だから、こうして、期間限定、ではあるかもしれませんが、こんな形で生き物と暮らす、、という楽しさを 知ったのは 初めて、かもしれません。
こどもたちのかかりつけ、私の呑み仲間?でもある 小児科のセンセイがおっしゃってた。。
こどもを医者にしたかったら、生き物を飼え、って(笑)
いのち、、の重み、、ですよね。
あまりにも 軽くなりすぎてしまっているもの。
ほんとうにこんなちいさなちいさなすずめの中に、 宇宙があることを、今、この年になって、 この「おちゅん」に 教えられてます。
虫が大好物、ではあるのですが、いちいち一日中虫を捕まえてられないので、 すりえ という 摺った餌をホームセンターで買ってきました。
そいつを 畑の菜っ葉をすり鉢で擂ったものと水と混ぜ、与えます。
ピンセットで。。
「おちゅんー、ごはんだよー」
と言うと、ちゃんと
「ちゅんっ!」と返事をする。
もー、それだけで かわいい、可愛すぎる!(親ばか、、)
そして、一生懸命くちばしを開けて、 ぱくぱく食べる姿に 涙が出そうなほどじーんとする(笑)
一生懸命 生きようとする、姿…
なにを この子は教えてくれる為に来たんだろう、と思う。
片方の翼は開くのだけど、もう片方がまだ ぱたぱたしない。
心配だ、、でもすごく元気になっている。
もうすこし、様子をみて、みようか、と思うけど、、
病院、連れて行った方がいいのかな?
娘が昨日、「おちゅんのおうちはこれ」と 作ってくれた、おちゅんハウス。。
島根ぶどうの箱に布を敷き、ティッシュを敷き詰め、お水と餌の入れものをそばに置いて。
おちゅんはいい子に私のこのパソコンのそばで ちゅんちゅん言ってます(笑)
あー、離乳食を 一生懸命食べさせてたころを思い出した。
もう胸がきゅんとなって、いっぱいになる。。
三人目が欲しくなった、ちょっと…(さすがにもう無理だけど…)
昨日、こどもたちの歯医者さんの帰り、ギターの長田んちの犬、べックに遭遇!
弟の すてき過ぎる若き藍染め職人♡ まさおくんが、さわやかに散歩してたので、みんなで走り寄る。
我が家の子供たちは べっくがだいすき!
べっくは 長田に似ず、とっても いい犬なのだ(笑)
あ、メスです。
ジェフベック? (笑)
うちには べっくのうた、まである。
もうすこし大きくなって、ちゃんと自分で世話が出来るようになって、毎日自分たちで散歩にも連れていけるようになったら、犬を飼ってもいい、ということにしている。
息子は ぼくはおっきくなったらどうぶつのおいしゃさんになる、と言っている。
それも かば のお医者さん、、だそうで…??
以前テレビで、かばの歯を磨いているのを見て、すごく感動したらしい。
それでか?
でも、「ぼくね、おっきくなったら、うしもかうんだ! まいにち あおいあさにおきて、くさをとってきて、たべさせるの」と 夢見ている(笑)
うし、、牛??
私たちが住んでいる離れは 昔、牛小屋だったのだ。
牛と暮らす、、、って、、想像したことなかったなあ。
いったい息子よ、きみは何になるのか?
でも、改めて思う。
いのち、と共存する 体験は、 なによりも 深い記憶となって、
彼らの心に 大きなものを残すだろうな、って。
ペット自慢、、してる人を 実はどこか (ふーん、、そんなもんかねえ)と 思っていた私ですが、(すんません…)
でも、なんか こんなことでもすごーくよくわかってきた!ぞ(笑)
早く、元気になって 巣立っておくれよ、と願いながら
親ばかな私は
「おちゅーん、ままですよおーー、ごはんでちゅよー♡」
と せっせとピンセットで餌をあげている(笑)
ちゃんと、野生に帰れるように、、、
おかあさんのとこに戻れるように、、
祈りながら、お世話しています。
なにか コツとか、気を付けることがあったら、、
ご存じの方、教えてくださーい。。。
おちゅんの母より、、(ばかだなあ、あたし…)


