お久しぶりでございます。
皆さん急に暑くなってきましたが、体調崩されたりしてませんか?
冷たいものばかり、、いけませんよ。
こんな時はあつーーいお茶。
飲みながら読んでくださったら嬉しいです。
ちょいとばかり(かなり?)ブログの更新が滞っておりました。
すみません。
見て下さっている方、楽しみにしてくださっているモノ好きな(失礼)方々が実はたくさんいらっしゃるんだなあ、と有難い気持ちでいっぱいです。
ほんと、改めて、皆さんありがとうございます。。
お陰さまで私は毎日 元気にあちこち飛びまわり、歌ったり、作ったり、教えたり、喋ったり、人に会ったり、飲んだり…(えへへ)しています。
もちろん、毎日妻として母として、嫁としても、まあなんとかやっております。ライブもあちこちでいろいろ、やらせて頂いております。
ライブの度に、新しいすてきな出会いがあり、そこから又いろんなご縁が広がっていきます。
その度に、改めて「ここ」で今生かされている意味を感じています。
しかしそれにしても、一日がなんて短いんだろう、と思ってるうちに一日が終わります。皆さんはいかがでしょう?
特に仕事も家庭も、自分の時間も…と頑張っている女子の皆さんはどうしておられるのかしら?
カラダは一つしかないしね。。
20代の頃のように、徹夜とか、出来なくなりましたわ(笑)
翌日の午前中が使い物になりません(笑)
寝なくてもいいカラダになれたらいいのですけど。
なかなかそうもいきませんものね。
健康が一番! カラダが資本の仕事ですから…ね。
でも、沖縄から帰ってきて、特に感じるのですが、日々をもうすこし大らかに穏やかに過ごしたいな、と。。。
沖縄の人達ってほんとにみんな、大らかでゆったりしているんですよー。島根も充分ゆったりのんびり(おんぼらと、と出雲弁では言います)なんだと思っていたけれど、それがさらにスケールの違う大らかさなんですよ!
今一度、なぜここに来たのか、ということを振り返り、原点に立ち返って、もうすこしだけゆったり、ここでの暮らしを楽しむ時間と、子どもたちと遊んだり、家族と触れ合う時間を作るようにしようと、最近大きな決心をしました。何かを得るには 何かを捨てなくてはなりません。
決心するということは、覚悟をしなくてはなりません。
ちょっぴり怖いけれど、強くいいイメージを持って、そこに向かおうと思います。きっと大丈夫…そう信じ、祈りながら、いろんなことが又変わることに希望を持って臨みたいと思います。
さて、いろんなことが毎日起こっていますが、とにかくここのところの一番のトピックは 息子の入院!でした。
6月27日に、ちょっと風邪気味の息子の、夜中や明け方の咳がひどかったので、かかりつけのお医者さんに行き、吸入をして頂きました。
本人はすっかり元気になって、又夜も大暴れしていたのですが。。。
その夜ダンナさんが芋焼酎のおつまみに食べていた、いかり豆(花豆ともいうらしいという 茶色い殻のついた楕円系の固いお豆を、こっそりお姉ちゃんと食べてしまいまして…
常日頃から、ピーナッツや固いお豆はまだもうちょっと大きくなってからね、と教えていたのですが、よっぽど美味しそうに見えたのか?
こっそり食べてしまったのです。
お姉ちゃんはもう奥歯もしっかり生えて、永久歯が生えてきているので、大丈夫だったのですが、息子はまだ三歳八か月。
お豆が噛み砕ききれなかったようで、げぼーっと吐いてしまいました。
翌日元気に保育所へ行ったのですが、お昼寝の時間に熱を出し、咳がひどくなり早退。
急いでお医者さんに行って、又吸入をして頂きました。
が、その夜又ゼーゼー眠れないほどで…
「まま、、、くるしいよお」とぐったりしている息子をひざまくらしながら、ネットで調べてみると…
ん!!!???
異物混入?!
というのが疑わしいのです。
朝一番でかかりつけの横尾先生のところへ飛んでいき 訳を話すと…
いやーな予感的中!
さらさらさらーーっと先生の手元で「紹介状」なるものが書かれ、
「すぐ、県中(島根県立中央病院)へ行きなさい!」と言われました。
ひえーーーー!!
入院?手術??
もう長靴ですっぴんでとりあえずの格好で、息子を乗せて車を飛ばしました。本人は割と元気で、咳をしながらも ゴーカイジャーの歌なんぞ歌ったりしていたのですが…
結局土曜日のお昼から 緊急外来で検査、検査…
診察、レントゲン、CT、血液検査、などなど…
そして点滴、心電図、などで、なにやらカラダ中いろんなものをくっつけられて クリスマスのイルミネーションの線みたいになった息子のそばでオロオロする私…
なのにいじらしいことに、息子は CTの大人でも不安になるような検査に「宇宙船みたい!」と一人乗り込み泣かずにがんばっていました。
先生方もびっくりされていて、母である私の方が涙ぐむ始末…
こんなときでもいちいちお腹に聴診器を当ててもらう度に、ちゃんと
「おねがいします!」と言う息子にちょっと感動!
終わるとちゃんと「ありがとうございました」と言う姿に、うるっ(涙)
おまえ、、いつの間にこんなにお兄ちゃんになったんかい、と…
ダンナさんとムスメもやってきて、何やら物々しい雰囲気となり、
やはり、左肺に影が出来ていて、何かが詰まっているようなので、
これを取り除くために 口からファイバースコープを入れて、全身麻酔をする、ということになりました。
初めてでしたが、そういう時、誓約書というか同意書みたいなものを書かされるんですね。
万に一の確率でも、心肺停止の危険性も伴う…
なんて言われて、うろたえてしまう私…
本人は元気そうで、絵本読んだり、歌ったりしているのに…
豆ごときでそんなに??と思ってしまいました。
結構な大手術?になるということになり、オペまであと二時間、という頃
電話を下さった横尾先生…
いつものアネゴ調はどこへやら、という感じでオロオロする私を心配して
「お前がそんなんでどうする!」と 口は悪いが心やさしい横尾センセイは、ご自身の医院での診療が終わると、わざわざ出雲まで来てくださいました。
そして、いよいよ手術室へ…
なんと、横尾先生も急きょ同室され、なんだかとても安心しました。
でもそれまで、にこにこして私に抱かれていた息子は 麻酔の先生たちが ずらっと並んだオペ室入口でお別れ…となるとき
「ままーーーー!」と泣きだし、私も うううっ…と泣いてしまいました。
そこでしっかりもののムスメが 私の手をぎゅうっと握り、
「まま、泣いたらいけんよ、しゅうせいもこわいんだけん。ちっただってこわいけど、なかんもん!」と しっかり立っていました。
なんだか私、ダメダメですわ。
子どもたちに教えられてばかり…
このムスメはすごくしっかり者で、もうすでに私を超えている感じです。
オットは「まあまあ、じゅんちゃん、おにぎりでも食べんさい!」なんておおらかに構えておられて…(笑)
手術が終わるまでの待合室で ムスメと折り紙をしているうちに、終了。
部屋に戻ってみると、意識の戻った息子が「まま!」と手を振ってくれた時、もうなんというかたまらない気持になりました。
ちっちゃいカラダでよくがんばったね、って頬ずりしました。
結局、お豆さんのかけらは見当たらず、血痰が詰まっていたのを吐きだせたお陰で、呼吸も楽になったようでした。
はあ、、やれやれ…
そこから三日間の入院。
付添って泊って、病院と自宅を行き来して、早朝ムスメの支度とダンナさんのお弁当を作りに帰って又病院へ…
なんてしていたら、ほんとにくたびれましたわー。
でも、お陰さまで、すぐに元気になってくれて、点滴をしながらベッドの柵に登り、ゴーカイジャーになったり、お侍になったり…暴れ出しました。
もう、元気だから早く帰りしてくれー、と思っていたら何と運よく?
回診に 鳥取大学医学部ジャズ研OBの ベーシスト「まっちゃん」が現れた!!
以前ライブにも来てくれて、一緒にセッションしたこともあったので
「早く帰してくれないと、足塚正治にいじめてもらうからね!」と脅すと(笑)
「わ、わかりました、、ちょっと言ってみます」
とのお返事…
(せーじはここのジャズ研の顧問?らしい…)
そしたらなんと翌日退院が決まり「ばんざーい!」
まっちゃん、ありがとう!(って、いいのか?)
まあ、とにかく元気もりもりになって、入院も手術もどこへやら?
という感じで今は毎日保育所のプールで泳ぎまくっています。
子どもって何をしでかすやらわかりませんが、改めて今回のことで
家族の絆や、その大切さ、存在のありがたみがわかりました。
そして、多くの方々に支えて頂いていることへの感謝…
生きてる、ってそれだけでほんとにすごいことだなあ。
ま、そんな豆ごとき、と思わず、ちっちゃい子のいるおうちは気を付けてくださいね。
酒飲みの家らしい珍事件、、、、今となっては笑い話に近いですが(笑)
ご迷惑ご心配をおかけした皆様、、、この場をお借りして、、
本当に申し訳ありませんでした。
そして、、
ありがとうございました。
写真たくさん入院記念に撮ったので又アップします(笑)