というタイトル、のっけからなんだか むむむ??

な感じでしたかね?

どこかの迷惑メールの題名みたいか?!


そっち系(どっち系?) ではないのでご安心を…


昨日 すてき過ぎる男性との!出会いがありました(笑)


島根が全国に誇る素晴らしい人物…


木次乳業の相談役 佐藤忠吉さんに初めてお会いし、お話をさせて頂く機会に恵まれました。


私が島根に初めて来たときから、いろんな方々に 

「絶対会っておきなさい」と言われ続けてきた方…


いろんな雑誌やメディアでお名前は存じ上げていたのですが、すぐ近くにいらっしゃるのになかなかお会いする機会を逃したままでした。


忠吉さんは現在91歳!


戦後の高度経済成長の真っ只中、それに背を向けるように、有機農業、安全な牛乳や乳製品の生産に全力を注いで来られたいわば日本の有機農業のパイオニア!

自らを「百姓」と名乗り、ただひたすらに土を耕し、且つ、素晴らしい経営手腕を発揮され、島根ではもちろん、全国に信奉者を持つ方です。


東京や大阪などでも、ナチュラルハウスなどのオーガニック系ショップや

いかり、明治屋などの高級スーパーで目にする機会も多いこちらの

商品…

どれをとってもハイレベルなものばかり…

何よりほんとうに正しいたべもの… という力があるものばかりです。


食の杜 と名付けられた 雲南市木次町の広大な山の一帯に

日本一小さな葡萄園、センスのいい美味しいレストラン、居心地のいいカフェ、安全な材料だけで作るパンやさん,野菜畑、茅葺き農家レストラン、ワイナリー、お豆腐屋さん等があります。

奥出雲葡萄園のワインは 色々な賞を受賞されていて、ワイン通からも評価の高いワインです。

私も大好き。。頭が痛くなりません…


ここのチーズもパンも、お豆腐も、、、何を頂いても、納得!なのです。

こんな山の中に暮らしていて、こういった素晴らしい場があり、都会に行かないと買えないと思っていたものが買えることはすごいこと!


忠吉さんと、茅葺きの家 と名付けられた 古民家で ぽかぽか広場という子育てサークルを主宰し、アーユルベータ料理の教室をされている野津さん(とてもパワフルな女性です!)のカラダとココロに優しいお料理を皆さんと頂きながら、ゆったりとしたお昼のひとときを過ごさせて頂きました。


91歳の翁が語る一言一言は、深く静かに心に響きました。

決しておごらない、謙虚で、でもユーモアにあふれる語り口に、

又一つ、人としての在り方を教えて頂きました。

41歳の私なんて、もういいオトナだと思っていたけれど、ほんとにまだまだひよっこですわ…


「ドロドロした金持ちより、さわやかな貧乏の方がいい」

という言葉…

すごく笑えて 染みました。

他の皆さんとも「さわやかな金持ちが 一番理想だけどねえ」

と笑い合いましたけど…


忠吉さん、「寄り添う生き方」を実践されている方でした。

最近、私も、いろんな意味で「寄り添う」生き方や暮らしをしていきたいと深く思うようになりました。



欲 を捨てたところに、ほんとうに必要なものがやってくる…

そんな風に改めて魅せられた 秋の午後でした。

心がずっとぽかぽかしています(笑)


茅葺の家、一般の人も 月に何回かレストランとして営業されているので

「奥出雲葡萄園」

「食の杜」

「木次乳業」

「佐藤忠吉」

などのキーワードで検索してみてくださいね。

(うまくHPを引っ張って来られなくてごめんなさい)

ここをポチってしたら飛べる!っていうように、早くしたいと思います(笑)


ちなみに余談ですが…


農業、というキーワードからふと…


昨年暮れにクリスマスライブをさせていただいた「六本木農園」の

HPに 生産者 というコーナーがあります。

そこの 今月の生産者 という箇所の最初に、うちのオットが!!


よく 「純さんの御主人って どんな方なんですか?」

と 訊かれます(笑)

 

こーゆー人、です、ハイ。


ミュージシャンと森林組合の人、という摩訶不思議なカップリングですが

割とうまくやっております(笑)


妻の私が言うのも何ですが、

割とさわやかな人です…(笑)


まあ、こんな私のような ものすごく変な人を妻にした位ですので、かなり変わっているのかもしれませんが…


ある意味、彼も 自然と寄り添う生き方をしているこの地の人の一人…

この田舎の山の中、夜遅くまで、情熱を持って仕事をしている姿、

実は、とても尊敬しています。

こういう中山間地域には若い人が少なく、雇用を生み出す術が本当に少ないのです。

様々な場に於いて、人出不足や労働条件の不条理さなど、問題は山積みです。

田舎は暇でしょー?と東京の友人達から言われることが多いけれど、

その逆!なんですね、ある意味では…

でも、土に根差して 食べるものを作っている人たちからは 何というか

底知れぬ深いパワーを 感じます。


私が創っているのは 音楽という こころのたべもの…

こんなもの、大震災が来たら 役に立たないのか…

と 無力感に苛まれたけれど、今 改めて そうじゃない ってことが

又ありありと実感できてる今日この頃。

モノでも、同じね。

洋服でも、器でも、雑貨でも、…

そいういうモノを生み出している人たちを見ていて、

心を豊かにしてくれる 自分の暮らし(身の丈に合った)モノ達は

必要な モノ なんだ、と思う。


やっぱりここでも、「寄り添う」もの の大切さを感じます。

私は 聴く人の暮らしやこころに ふっと 寄り添える音楽を創ったり

歌ったり、、、

していきたいな、と ほんとに思う…

家族や、友人や、たいせつな人たち、周りの人たちに対しても…

寄り添えたらいいな。もっと…

「まいたけは大手3社が独占している状況なので、そこと競争をするのではなく、高品質で独自のまいたけを栽培し味で勝負していきます。」

と、何故か、いつ言ったのか、

オットが 六本木農園のHP上でコメントしておりました(笑)


競争ではなく、独自の味で勝負!か…


いいこと言うじゃん、うちのオット…(笑)



戦う、のは いやだな… 誰とも…

もちろん、それを全面的に避けることは出来ないことはわかってるけど。

でもね、自分との戦いは どこへ行っても いつになっても終わらないの。

それで、いいのだと思う。

そうやっていつか じぶんとの折り合いが (91歳位になったら??)

着くのかもしれませんね(笑)


ふう、まだまだ道は長いけど…

だからこそ、楽しみでもあります。



芋焼酎、昨夜は一緒に夜中の1時から 白霧島(美容院の店長の一押しだったので買ってみた!)を飲んでオットと語り合いましたが、彼は最近強くなってきてしまい、お酒の減りが早いです!

そのうち負けるかも…

あ、寄り添う んだから 勝たなくてもいいか…(笑)


白築純のオット!

に興味のある 変わった方(暇な方?)は

こちらをどうぞ…(笑)


http://www.roppongi-nouen.jp/farmer/archives/201110.html