この間、我が家のおばあちゃん、子供達からすると大ばあば がめでたく90歳を迎えました。
実は私が掛合町に来てから、私と一緒に、本当に多くのメディアに彼女は取り上げられているので、かなり有名なおばあさんです(笑)
柳沢慎吾ちゃんが我が家に撮影にいらしたときも、慎吾さんにものすごく気に入られて?チューしてましたもの!(笑)
島根じゃなくて、南青山に住んでるおばあさんみたい!と言われました(笑)
先日お誕生日ケーキを買いに行こうとしたら、四歳の娘がこう言いました。
「まま、もうおおばにケーキ買ってこらんで!」
「なんで?」
「ちったはずっと七人かぞくがいいんだけん!」
?!?
つまり、こういう解釈になります。
おおばにケーキを買ってくる→おおばが歳を重ねる→死んじゃう!
という図式が、四歳児の脳裏に浮かんだのでしょう(笑)
なんだか愛おしくて、そして、こんなに小さくても、小さい人なりに、生と死をみつめているのかと思うと、笑いながら涙が出てしまいました
このおばあちゃんが私の人生を大きく変えた一番のキーパーソンです。
彼女がいなかったら私はこの島根で暮らして無かったと思います。
平常心是道
うちの床の間にいつも掛かっている掛け軸にあることば…
今や私の座右の銘です。
いつも、どんな時も、常に平らな心を持って、どんな物事にも、人にも、接していきたいと思います。
そんなたいせつなことをたくさんたくさん教えてくれただいすきなおばあちゃん、私の、我が家の宝物です。
ここ掛合町多根出身で、東京在住の世界的帽子デザイナー、小林時代さんから贈られたお帽子を被せて、かわいいワンピースを着せたら、あらまあ!
女の子みたいになりました(笑)
大正十年生まれ…
この時代の女性って、どこかいくつになってもエレガントというか、凛とした美しさがあります。
永遠の目標だなあ。
おばあちゃん
