母の日ですね。
今日は、
妹を失った長女への想いを綴ります。
今年の私の誕生日、初めて長女からプレゼントをもらいました。
実は、娘たちが思春期頃から祝ってもらったことがなかったんです。いや、覚えていてもらったことすら(^_^;)
何日か過ぎて、私の方から「誕生日だったんだけどな~」って嫌みを言うのが定番でした。
けど、今年の誕生日が近づいたある日。
「誕生日、何か欲しいものある?
私も社会人になっちゃったからね~」
彼女、照れ笑いしながら聞いてきました。
素直に嬉しかったのと同時に、少し、
切なかったんです。
妹のことがなければ、私の誕生日なんてスルーし続けるつもりだっただろうに‥。
長女は、自分の人生を自分で切り拓いていける人です。これまでもそうしてきました。
私のことは妹に押し付けるつもりだったと、はっきり言ってました。
その彼女は、今きっと、私への責任感を感じています。
いくら私が『好きなように生きたらいい』と伝えても、彼女は私を気に掛け続けると思います。
そして、彼女の中に『自死』という選択肢は『絶対にしてはいけないもの』として位置付けられました。
いつの日か、私は、彼女を残して、いかなくてはならない時が来ます。
その時、彼女が孤独ではないよう、
これからの人生にたくさんの出逢いがあることを、心から願います。
長女。
ありがとう。
君は君らしく生きてくれたら、それでいい。