私は、「作家」という職業につよいあこがれがある。活字を思うがままにあやつり、心がゆれ動く描写を巧みに組み立てられる策士な、しごと。そんな職業で生活を潤すことができたら、空想まみれの私の脳が、きっとまいにちここちよい速度でバクバクとうごめいてくれるに違いない。と考えるだけで、将来のわたしを今のわたしが幸せにしてあげられてる構図ができあがる。から。
でこれはただ思うだけでなく、文章を書くトレーニングはしてる。評価もしていただいている。まだまだで、学ぶところは多いんだけど、夢を夢で終わらせたくない抵抗だけはしていたい。叶わなくても、課程で得るものもあると思ってるから、諦めることはしない。
話は少し変わって、これは誰かが言った言葉かもしれないが、『本』は、視覚から入る情報を脳に届くまでのタイムラグで、「想像」というもう一つの思考がうまれる。物語だけでは表せない自分の世界が構築されている。と。ちょっと盛ってしまったかもしれないが、こんなだった気がしている。まーそもそもの適当ーさで乗り切り、何事もなかったかのように振る舞うのが習慣の私だから今回もこれで。
さて長い前置きで、"自己の夢を語るシリーズ"を繰り広げたが、今回久しぶりの長文を書きたくなった雑誌での「対談」があった。
雑誌のなまえは『ダ・ヴィンチ』。対談したのは「住野よる×片岡健太」。片岡さんは、言わずと知れたsumikaのGt/Vo。私はsumikaのライブへいそいそ出向くくらいのファンであるからにして、ミーハー心をふたつも満たしてくれた今回の対談を見逃すわけにいかない。
早速読んだ『住野よるインタビュー』。恐れ多くも共感し、『君の膵臓を食べたい』の登場人物を魂のあるもの、と表現する人となりに敬意を表したいと、下手な文章だか熱意があればいーじゃないか精神で、ポコポコとキーボードをタップした。
"さくら"の固有名詞がところどころに出てくる訳なのだが、内容はさておき"桜良"なんだなってあらためてなまえの漢字に目が入ってしまった。"桜"じゃなくて"桜良"。何という特別感。作品を通してみると、主人公の男の子との深い関わりを印象付けてくれる大切な名前。
そうだ、最近ばくぜんとあることが頭をかすめる。キミスイで"死"が一つテーマになっていた。そして、主人公と桜良の名前もテーマになっていた。頭をかすめていたのは自分ごとで、このキミスイの2つのテーマとかぶる人物がいて。ここまで書いたけど、プラベなので事細かには表せないけど、その方の欠けたところとわたしの欠けたところが、パズルみたいにカチッとハマるって、なんかぬるっとした説明だけど、そっかーって、だからどーしたってオチなんだけど。
わ、めっちゃ長くなった。で、話は戻るけど、『住野よる×片岡健太インタビュー』で、住野さんは、今回の『夜想い』を書く間、sumikaのStarting Overを毎日聴いていたと。そして、お二人のお話の中で鳥肌だったのは、Starting Overの歌詞で、"築々と描く覚悟"ってあるんだけど、住野さんは今の自分の気持ちに合っていた。って。片岡さんは、キミスイのオープニングテーマのファンファーレの歌詞の"チクチク"を、住野さんがおっしゃった"築々と描く覚悟"へ引用したって。
もっとすごって思ったのが、"Starting Over"が sumikaの10周年、"夜想い"が住野さんの10周年。すごくない!!なんだろ、もー作品のおはなしをしているとは思えない何かがあるなって。その何かはなんだかわからないけど。
最後に、住野よるさんって男性だったんですね。そして、 sumikaのライブ会場でお会いしていたかもしれません。『夜想い』読んでみようと思います。たのしみです。『君の膵臓を食べたい』は、図書館のシーンがとてもすきです。



