みなさんは『斜視』ってご存知ですか?
ああ知ってる!
黒目が少しズレてしまう
外見的な病気でしょ?
って方もいらっしゃるかも…。
それだと多分半分当たって半分違う…。
小さなお子さんの場合は
外見から問題視されることが多く
ご両親が気づき病院に行くものの
中には見え方に慣れてしまって
(それが普通になって)
通院を嫌がるお子さんもいらっしゃるとか…。
物の見え方で斜視の種類が別れます。
私は内斜視でした。
特に左眼が強く出てました。
そう見えないよね〜と
他人からも言われるように
自分でも気がつかなくて
それは黒目を無意識に動かせていたから
物を見るときに戻していたから
(多分成長過程でそうなっていたので
目を動かすことがデフォルトになって
『普通』だと認識していました😵)
そして斜視による
『複視』について知らないかたも
多いと思います。
実際私もわかりませんでした。
ほんとに『複視』が起きているなんて
全く考えたことありませんでした。
黒目が寄ってくるというのは
自分には見えませんよね。
なので自覚症状として
はっきりとしたものが2つ見えてしまう
この『複視』がとっても辛かった。
二重に少しぼやけるとかではなくて
はっきりとしたものが2つ見えるんです💦
(乱視は何重にも重なって見えるらしく
それはそれで
矯正しないときついと思います。
でも矯正できるって助かりますよね。
ちなみに『複視』の矯正は
コンタクトではできず
【プリズム眼鏡】という
特殊なメガネになります。
取り扱っている店も少なく
またお値段も高いところが多いです。)
『複視』は何重になるのとは違い
『はっきりしたものが別々に見える』ので
どちらかの眼に合わせないとならないので
すごく疲れます…。
大人の斜視の場合
老化も加わってひどくなるらしいんです。
なのでまず
『脳のMRI』を撮ることから始まりました。
脳内の異変で突然複視になつたのかも?
と仮定していたわけです。
実は私は無意識に眼を動かして
合わせることができていたようで
体調が悪いとずれてきますが
一晩寝て次の日は大丈夫だったり…。
そこの自覚がないまま
ある日大きなトラック🚚が
突然目の前に現れて
急ブレーキかけてしまい
びっくり!したわけです。
ほかに車もいなくて
追突は免れたけど
もうほんとびっくり!!!!!
何が起きたかわからなかったんです。
よくよく見るとトラックはいない…。
なんと!
左端に大きなトラックが
停まってました。
そのトラックが眼の前に飛び出したように
見えたのです。
衝撃的な出来事でした。
片目を瞑ると…。
大丈夫。
ちゃんと見える。
その日は片目運転で帰りました…
何が起きてるの?
眼は大丈夫なの?
不安を抱えながら
コンタクトの定期検診で
3ヶ月に一度訪れていた
いつもの眼科に向かいました…。
まさか自分が斜視だなんて
全く考えてもいなかったけれど
あとから考えてみると
当てはまることがありすぎるくらいでした!
細かな検査をしている途中で
『複視』になっていると聞かされて。
あぁこれは複視という症状なんだ
れっきとした病気なんだって
その時初めて知ったんです。
ちょうど1年前くらいに…(泣)
ずっと前から感じてた違和感。
ただ全部視力が低下しているから
機能も低下しているから
現状維持に努めようと
頑張ってしまっていて…
ダメですね。
パソコン見ていると気持ち悪くなるから
事務の仕事を辞めたのは
もう20年以上も前になるし、
部屋の電気が眩しすぎるので
意図的に暗くしていたのもずっと前から。
テレビが見られなくなったのは
3年前くらいから。
ほとんど見ていない。
結局小さい画面の方が
両目のずれが少なく済むので
スマホでしかも裸眼でみるようになって
眼の状態を自分で悪化してしまったんです。
いつも皆さんに
『病気は突然はないんですよ
症状が出るのは突然でも
徐々にすすんでいるから
身体の声を聞いてくださいね〜』
なんて繰り返しお話しさせていただいて
自分にもアンテナ立てていたのに
徐々にのスタートが
先天性もしくは
幼い頃の発症だったりすると
『その状態が普通』
文字通り
『デフォルト』になってしまうんです。
怖いですよね😱
ほんと悲しいかな
これが『普通』
『ど近眼の人はみんなこう見えてる』
なんて全く疑いもせず過ごしてしまって(泣)
たまに疲れ目の時に
見えにくくなっても
『疲れたから』
光が眩しいのもTVを見るのが辛いのも
『近眼の度数が強いから』
眼鏡の調整が効かず
一定以上の視力出なくても
『眼の機能が弱いから』
そう思い込んでしまってました。
1年前に診断してもらった先生は
プリズム眼鏡を勧めたので
運転はプリズム眼鏡使用して。
ただ度数は出るもののちょっと違う。
「そういう時は片目運転でもいいですよー」
なんて無責任なことをおっしゃる先生でした。
すごく疲れるし
偏頭痛も増えるし
後頭部から背骨にかけての張りも強くなった。
眼を使いたくなくて
施術中は眼を瞑っていたこともある。
これがまた良くなくて
使わないから機能しなくなる悪循環💦
そこに老化も加わって
内側に寄った眼が戻らなくなってしまった
(寄り目状態)
そうすると恐ろしいことに
はっきりとした像が2つ見える日が
多くなりました…。
人は2人に
センターラインも2本!!
二重に見えるなんて可愛いものでなくて
別々にしっかり2本見えるんです!
そこが乱視と違うところ。
ほんと怖いくらいに
しっかり見えるんです。
先生からは頭痛や吐き気など
症状が出るなら
眼を使わない方がいいと
PCやTVに(本当はスマホも)
ドクターストップがかかりました。
確かに眼を使わなければ
普通に過ごせます。
PCはできない
本は読めない
スマホもメールのみ…
仕方なく受け入れました
そのおかげもあって
断捨離や家庭菜園が楽しくなり
福祉の分野の方々と関係が深まり
世界が広がったのは確かです。
いくつか国家試験にチャレンジし
YouTubeの聞き流しが功を奏し
社会福祉士他いくつかの
資格を取ることができました
マイナスに考えないタイプなのと
幸い整体の仕事には
支障をきたさなかったので
できることをしよう!!と
進んできた日々でした。
ただ昨年末
全くPCに向き合えないことに
不便を感じどうしたらいいのか?と
自問自答した末
手術して下さる先生を探すことにしました。
裏を返せば最初の先生は
『すぐに手術はできません
1〜2年様子見ないと!』と
キッパリおっしゃって
紹介状を書いてくれませんでした。
斜視の手術をした友人がいると
教えてくれた人がいらして
私も一度話を聞きに行こうと
紹介状をお願いしたけどダメでした。。
実家の近くの総合病院
ほんとひどい先生でしたね…。
なので昨年末に方向転換して
自分で手術してくれる先生を探し出そう!
と決めたのです。
決心して本当に良かったです!
初診が2024の1月。
1回目の手術3月。
2回目が6月。
3回目は検査の末投薬治療に変えました。
そして8月末やっと大体のことに
OKが出ました。
ブログとFacebook再開します。
今日はほんの序章を書いた感じです。
検査の内容と手術の様子など
記録としてブログに書いていこうと
思っています。
本当はタイムリーに書きたかったけど
画面見られなかったので仕方ありません。
やっと『斜視』と知ることができたこと。
すぐに手術できたこと。
運転時のプリズム眼鏡の使用を経て
平常時の眼の疲れを感じながら
過ごしていた日々を思うと
今とっても楽に見ることができ
感謝しかありません。
思い切って決断してよかったです❣️
眼の手術=眼球の手術でしたので
やっぱり失敗したらどうしよう
という不安はありました。
やっぱりね。。。。
(次回につづく)
長々とすみません
お読みいただきありがとうございます
手術の記録を残しておこうと思いました
多分先生によっても違うと思います
思い出せる範囲で書いていきます








