ビニール袋に入れられ崖に遺棄されていた子犬を救ったのは、SNSによる人々の団結力だった
その子犬はビニール袋に入れられていました。発見された場所が崖の下の方ということから、もしかしたら袋に入れられたまま上から投げ捨てられたのかもしれません・・。
マルシーアさんはすぐに救出しようと考えましたが、子犬が崖の下。彼女一人で助けることは困難でした。
そこでマルシーアさんは、Facebookを使って助けを募ることにしました。実はマルシーアさん、現地の動物保護団体に所属している一員だったのです。
さっそく、所属している1300人の仲間に向けてSOSを発信しました。
『崖の下に捨てられている子犬を見つけました。すぐにでも助けてあげたいけれど、崖が急すぎて一人では降りられないの!どなたか手伝ってくれる方はいませんか?』
マルシーアさんがコメントと共に画像を投稿すると、すぐに数名からのレスポンスがありました。
シーアさんがFacebookに投稿したあと、すぐに多くの人々がレスポンスをしてくれました。
そして30分も経たないうちに、子犬の発見現場の近くで働いている一人の女性が、同僚を連れて駆けつけてくれました。
そのおかげで、3人は無事に子犬を救出することができました!
しかし、子犬が入れられていたビニールの中には排泄物がたまっており、とても悲惨な状態でした。
ビニール袋の結びもきつく、おそらく一晩中この状態で放置されていたのでしょう。誰にも発見してもらえず、とても心細い夜だったに違いありません。
ただ、幸いにも子犬自身に怪我はなく、体調も良好でした。
3人はすぐに里親を探すことにしました。
3人は再びFacebookを使い、「この子犬の里親になってくれる方はいませんか?」と投稿します。
すると、投稿からたったの1時間で里親になりたいという人が現れました。マルシーアさんが子犬を発見してから、2時間弱というあっという間の出来事でした。
「無事に子犬を救出し里親も見つかりました。気にかけてくれた皆さん、温かく見守ってくれた皆さん、本当にありがとう!」とマルシーアさんは感謝のコメントを述べています。
今回は、偶然にも動物保護団体に所属しているマルシーアさんが発見しましたが、その後のSNS上での人々の団結によって、情報は瞬く間に拡散されていき、発見から2時間という驚異のスピードで里親まで見つかりました。
とても悲惨で怖い想いをした子犬には、新しい家族のもとで幸せな第二の犬生を歩んでいってほしいですね。