9月16日 トレーニング | 順天堂大学チームデカスロン

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順天堂大学陸上競技部
混成ブロックブログ

順天堂大学陸上部混成ブロックコーチ
林田章紀です。


16日のトレーニングを
書けていなかったので、書きますorz


メニューとしては・・・

ショートスプリント60×3
SDチェック
スタートから立ち上がりの確認
300mTT


SDチェックをメインのトレーニングとして、行いました!

SD=スターティングブロックを使ったスタートダッシュ


なわけですが、ブロックの付け方には3タイプあります。


大学の授業で習ったものですが・・・


①バンチスタート
バンチ=bunchには束、房など意味があり、スタートラインから前脚の距離が遠く、両方のブロックの距離が近いスタートです。


②エロンゲーテッドスタート
エロンゲーテッドの意味はわかりませんが、スタートラインから前脚の距離が近く、両方のブロックの距離が離れるスタートです。


③ミディアムスタート
バンチ、エロンゲーテッドの中間に当たるブロックの付け方です。


ちなみに、私はエロンゲーテッド派だと思います。


なぜかというと・・・

左右のブロックの間隔を
ある程度広くとることで、
前脚を後脚が追い越す時間を
伸ばして前に進みやすいからです。

バンチだと前と後ろの間隔が狭いので、
追い越す時間も短くなります。


他にも理由はありますが、
一概にどちらのスタートが良いとは
言えないとだと思います。


どちらも利点はあるからです。


私が思うに、重要なことは
「どういう意味があって、そのスタートになっているか」だと思います。


いろんな人にに聞いてみると、
「ちょうど良い」とか
「はじめから」とか

ちゃんとした理由を持って話してくれる
人はいませんでした。


私が目にする
SDあるあるがあるのですが


「SDではバンチなのに、スタンディングではエロンゲーテッド」


同じ0からスタートするという行為ですが、違うことをやっている選手がいます。


私の考えではスタンディングと
SDの構えは同じだと思っています。

SDで練習するより、スタンディングから走る練習は圧倒的に多いです。

普段、広いスタンスやっている人が
SDだけ狭くして良いスタートが
切れるわけありません。


私はどちらも同じような目的を
もってやるべきだと思っています。


プラスして「ちょうど良い」ではなく、
そのブロックでスタートを
切れる技術を高めていくことも
必要だと思います。

やはりどういう走りをするかは
構えに出ると言っても
過言ではないと思います。


まぁ、スタートだけではありませんが、
1つ1つのことにしっかりとした理由付けは
必要だと思います。


P.S.写真がなくてすみません。。orz
明日から混成対校です!応援よろしくお願いします!


混成ブロックコーチ
林田 章紀