こねっとというボランティア活動に参加しています。
これは札幌市若者総合支援センターが運営しているものです。
なにをするかというと、おもにシニアが今までの人脈やネットワークでセンターに寄せられた相談案件に、登録した人が情報提供するというボランティア活動です。
おもにこのセンターは発達障害や生活困窮、生きづらさを抱えた若者を支援しており、我々登録者への案件も多岐にわたります。
当初は就労を目指す方に、求人情報誌や表に出ない、それぞれのこねからきた就職情報を提供するのが主でした。
そこから発展して、たとえば、制服のない学校に進学した女子高生のために小さなサイズの中古の服を集める、あるいは通学費節約のため自転車通学をしたいが、自転車がないなど ひとつひとつはなかなか深刻な困窮状態を示すもので こころが痛みます。
私も使っていない自転車を寄付したところ、館長から大変喜ばれました。自転車を買えないほど困窮して進学した方の心情になんともいえない気持ちでしたが。
子どもの相対的貧困が深刻なことがわかりました。
一人暮らしをはじめた若者が中古の家電を必要としていることもありました。
就労では、業界に詳しい方が、実習できる職場や話を聞ける人を紹介しておりました。
私もいくつか情報提供しました。
センターの方は福祉系の方が多いので、なかなか経済界に足がかりがありませんので、この、こねっとというボランティアネットワークを有効に活用しているようです。
情報提供後は、センターの責任でつなげてくれます。
また、職業講話でいい人がいないかと依頼されて、自分の知人の手話を教える会社の代表の女性を紹介したこともありました。
非常に個性的な方でしたので、センターによると好評だったようです。
このようなライトなボランティアは参加しやすく、自分の出来る範囲、自分のネットワークを公的機関に提供するという意味で 意義があることと自分では評価しています。
メーリングリストから依頼がくるので 簡単に参加できます。
重たい活動もある他のボランティアとことなり、本業にも負担がない
新しい情報提供型ボランティアで、センター職員の苦労が感じられます。
センターには複数回いったことがありますが、いろいろな若者が自由に楽しそうに活動しておりましたが、職員に聞くと、ここしか居場所がなく、学校を中退してしまっていて、認定試験の勉強の支援までやっているとのことで、裏面はなかなか生きづらい世の中で、傷ついている方が多いとのことでした。
私もNPO活動は19年目なので、それなりのネットワークはあります。
今後も将来ある若者のため 少しでも役に立ちたいと思い、続けています。
それでは