【伊達さゆり】BP22nd〜ぼくに僕からのプレゼント〜に参加して。 | 「じゅん通信」

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伊達さゆりさん、22歳のお誕生日おめでとうございました。

2024年9月30日に大宮ソニックシティ大ホールで開催された『伊達さゆりBirthday Party 22nd 〜ぼくに僕からのプレゼント〜』に参加してきたので、毎年書いてるバースデーブログを今年も書きます。過去分はこちら。

 

 

 

結論、伊達さゆりさんに対する好きを更新できました。「今まで応援してきてよかった」と心から思えました。ありがとうございました。

 

本ブログは以下の4つに分けて書いていきます。

 

■BP22nd前夜は仙台へ。

■Mygirl41を読んで。

■BP22ndの感想。

■『プレゼント』の僕なりの解釈。

 


 

 BP22nd前夜は仙台へ。

伊達ちゃんの誕生日前夜は、仙台で過ごしていました。伊達ハイボールを飲みたかったので。ちゃんと伊達ちゃんの好きなキュウリも頼みましたよ。

 

 

伊達ハイボールを飲みながら、『1up!』と『ラブソング』を聴いてました。本当に「伊達さゆりの歌」なんですよね。今まで演じてきたどのキャラの歌でもない事が分かるのは、声優としても歌手としてもすごい技術と意識なんだよなと再認識してました。

 

 

仙台城跡に行って、伊達政宗に会ってきました。近くのなんか祈れそうな場所(偏差値0)で、「明日のイベントが大成功しますように」と願ってきました。とにかく伊達ちゃんが初披露するオリジナル2曲がノーミスで歌いきる事だけを祈ってました。初の場で伊達ちゃんの悔しそうな涙は死んでも見たくなかったので。

 

 

仙台で1泊して、伊達ちゃんの誕生日当日を迎えました。新幹線はやぶさ号が、仙台→大宮→(上野)東京と停まって行くのが良くて。仙台から東京に上京した伊達ちゃん。今年はサンド伊達の姪を告白して、仙台と東京を往復してより仕事をする伊達ちゃん。その中間にある大宮でBDパーティーを開くのが良いよなぁと思っていました。新宿のアニメイトで予約していたMygirl41を受け取りました。

 

 

 Mygirl41を読んで。

 

 

インタビューが全部良かった。

伊達ちゃんがあの2曲にどんな気持ちや想いを込めたかだけでなく、自分自身とどう向き合って楽曲制作に臨んだか分かったことが何よりも良かった。


オリジナル楽曲を作る過程で求められる「伊達さゆりらしさ」の話、歌って踊る声優だからこそ感じる「役としての歌唱との違い」の話、歌うことがやっぱり好きだと再確認できた話、違うジャンルの曲にも挑戦してみたいと思っている話。俺は伊達ちゃんにこういう話をして欲しかったんだよな。

 

個人的には「伊達さん個人の楽曲を期待する声」の話が嬉しかったです。お渡し会や日々のSNSで伊達ちゃんに伝えてきた甲斐がありました。その声を受け取った後の伊達ちゃんの素直な想いも知れて良かった。

応援するということは期待するということ。期待の気持ちは持ち続けたいし、伝え続けたいなと思いました。

 

リンクは上に貼っておいたので、Mygirl41で具体的に何が語られたか興味がある方は読んでみて下さい。個人的に今回のBP22ndに参加した人は全員読んで欲しいレベルの代物です。インタビューのオタクである僕が自信をもって勧められます。

「1up!」「ラブソング」の楽曲制作陣の話や、関係者からの伊達ちゃんにおめでとうメッセージも非常に良かったです。

 

写真で言うと丸いクッションに抱き着いているやつがお気に入りです。2025年の日めくりカレンダーも出るようなのでチェックします。

 

 

直近の「手さぐりの旅」第20回も非常に芯食った内容で素晴らしかった。やはりオリジナル楽曲制作という壁を超えると一気に個人としての魅力が出てくる。それは人間的な成長も表現者としての成長も関係しているのかなと思います。ここについて話すと長くなるので割愛。

 

 

Mygirl41を読んだ僕は、予約していた美容院に行き、大宮の会場へ向かいました。

 

 

 BP22ndの感想。

 

 

神イベントでした。

2024年10月13日までアーカイブが見られるようなので、興味がある方は見てみて下さい。

 

 

全体の構成は、トークパート→幕間ロケ映像→ライブパートでした。個人的に満足度は右肩上がりの構図でした。それぞれのパートごとに感想を書いていきます。

 

#トークパート

 

・OPトーク

OPの衣装が可愛かった。9/30が平日であることを嘆いていて笑った。やっぱり毎年9/30は土曜にすべきだろ。飲みすぎて翌日まともに仕事できないんだよ(現在進行体験談)。「1up!」スタートもあるかな?と思ってたけどトークスタートでしたね。

 

・伊達さゆりを徹底解剖!ドキドキ心理テスト

伊達ちゃんが心理テストに回答していくというもの。特に客席参加型という訳でもなかったですね。「どこまでが原稿・リハ済なんだろう?」と思いながら見てました。恋人系の選択肢を綺麗に避けていたなあという感想です。

 

・伊達さゆりの本音が明らかに!?ウソ発見器テスト!

お題に対して伊達ちゃんが全て「はい」で答えて噓発見器が作動するか?を見るというもの。全てに「いいえ」で答えさせるのがコーナーとして正解の設問ばかりだった。「はい」→「セーフ」を5連で繰り返す展開に対して僕が不安になってたら、伊達ちゃんも不安に感じていた。このコーナーは伊達ちゃんの顔とリアクションが重要。最後の最後でウソ発見器が作動してくれて良かった。なぎとの枕エピは普通に良い漫談だった。漫談?

本当にやりたいことについての話。「自分からこれやろうと思ったことは続かないけど、気づいたら始めている」というのは素直に感心した。

 

 ・抽選コーナー!!

毎年やってるやつ。例年と比べてセリフが少し弱い気がしました。けど伊達ちゃんが機転を利かせてアレンジを入れたり当選者と会話していたのが良かったです。当たらなかったけど。


 

#幕間

 

 

僕は面白い人が大好きなんですけど、その理屈で伊達ちゃんが大好きになりました。これバースデーイベントだけで留めるには勿体ない撮れ高の宝庫。優秀な構成とボケの連続が素晴らしかったです。天候の急変を引くなどの笑いの神様も下りてました。優秀な作家を入れたのか、伊達ちゃんがすごい考えて仕掛けてきたのか分かりませんが、面白いは正義なので今回の幕間は正義です。

 

終演後の飲みで「あの情報量が多い料理を作る過程がフリになってるから「出来ました〜!」のタイミングでキュウリの漬物を出したら、裏切りの笑いと冒頭の選択肢のくだりの伏線回収がされましたよね」という話をオタクとしてました。

あの適量材料しかない完全感覚カリーブルスト、伊達ちゃんとスタッフであの後食べたらしくて偉いと思った。味が全く予想出来ないからちょっと興味はあります。ギリ美味い可能性ありますよね。「麺は細めだ!」に何の手応えを感じたんですか?

 

ただ面白に振り切るのではなく、伊達ちゃんの貴重な寝顔が見られたり、はしゃいでる姿が見られたので本当に幕間映像の満足度が高いです。けっこうトークパートで虚無になりかけていたので、ここら辺から僕は元気になってきました。


Mカードには完全版があるらしいので喜んで買いました。金落としたい内容だったので。僕は「声優のバラエティは面白くない」という経験からの思想を持っていたのですが、この幕間の伊達ちゃんロケは大好きなお笑いです。ありがとうございました。


 

#ライブパート

 

・「1up!(伊達さゆり)」

ステージ上に大きなプレゼントボックスが設置。中から伊達ちゃんが登場して歌唱。客席から掛け合いが返ってきた瞬間、喜びの表情が溢れる伊達ちゃんを見て僕はもうウルウルしてました。無事に楽しそうに歌いきってくれて良かった。

 

・「SISTER(backnumber)」

案の定知らない曲だったのですが「君が費やしたすべてが意味を持つその時まで」という歌詞が刺さっていました。このイベントにふさわしいフレーズだなと思います。

 

・「カヌレ(CHiCO with HoneyWorks)」

なんかいっぱい早口を言ってました(バカの感想)。最後に好き好き連呼していたのが印象的でした。

 

・「明日も(SHISHAMO)」

これは歌唱ではなくトロッコに乗ってました。今まで見たトロッコ史上1番移動距離が短かったけど、伊達ちゃんが1階席の後ろや2階席の人にまで愛と感謝を届けたい姿勢が伝わったので良かった。僕は中途半端に前方だったので伊達ちゃんの通り過ぎる背中しか見てません。小さいはずの伊達ちゃんの背中が大きいんだ。

 

・「プレゼント(伊達さゆり)」

伊達ちゃんが初めて作詞をした1曲。思わず叫びました。この曲に関しては最後に専用のコーナーで話そうと思います。

 

・「ラブソング(伊達さゆり)」

直前が衝撃の新曲だったので、この「ラブソング」に実家のような安心感を感じていました。初披露なのに。サビのワイパーを一緒にやれてよかった。銀テが発射されて終了。

 

最後にMCで語ることもなく、アウトロで感謝を伝えて捌けていきました。伊達ちゃんが伝えたいことは楽曲に詰まっているのでわざわざMCで最後に語る必要もないのかなと思いました。

 

 

退場時に伊達ちゃんからのプレゼントをもらいました。20thの時を思い出してました。伊達ちゃんからの「お返し」がデカすぎる。誕生日を祝いに行ったのに、大きすぎるものをもらって会場を出てしまいました。

 

 

終演後はオタクと飲みへ。予約していたバースデープレートと写真を撮りました。花火が一瞬で消えて写真が間に合わなかったよね。

 

『伊達さゆりBirthday Party 22nd 〜ぼくに僕からのプレゼント〜』、本当に参加できて良かったです。幕間ロケ映像で、おもしろの方面から伊達ちゃんを好きになり、ライブパートのオリジナル楽曲歌唱で、表現者の方面から伊達ちゃんに対する好きを取り戻しました。

オタク全体の熱量は減少傾向だけど、伊達ちゃんに対する熱量は取り戻しました。好きの更新です。

 

 

 『プレゼント』の僕なりの解釈。

 

伊達ちゃんが初めて作詞をした楽曲。

歌詞には、ラブライブ!声優を目指してから今に至るまでに、伊達ちゃんが感じてきた葛藤や素直な想いが120%込められていました。


伊達さゆりを説明できる1番の曲です。歌詞を見ながら自分なりの解釈を書いていこうと思います。伊達ちゃんが込めた想いと全然的外れなことを受け取っていたらすみません。

 

忘れた声がどこかで聴こえたはずなんだ。

チャイムを押す勇気なんてないから隠れていた。心を強く縛った。誰にも見えないように。ステキな1日になれば。なんて願っていた。

「心配ないよ」って、まわりも気にせず「らしさ」を詰め込んだ。荷物はそれだけ歩き出した。

今の伊達ちゃんが、ラブライブ!声優のオーディションを受けようか迷っていた当時の伊達ちゃんを、思い出すシーンからこの曲が始まります。

伊達ちゃんはオーディションの告知を見てすぐ応募せずに、迷った末に応募した過去がありましたね。伊達ちゃんは別にアイドル経験もなくダンスや歌などを学んできませんでした。周りの応募者が持つ「具体的な強み・モノ」でなく、「大好きなラブライブ!声優になりたい」という自分自身の気持ち・伊達さゆりらしさで挑戦する姿が浮かびました。

伊達ちゃんの手さぐりの旅が始まります。

 

ただひとつの声を思い出せるように。眩しいね。笑いながら涙を堪えさせて。

まだ忘れたくないわがままな願いごと。聴こえたその言葉は、初めて受け取った色だった。

ラブライブ!声優として活動していく中で辛いことがあっても、当時の自分の気持ち・初心を思い出して頑張っていたのかなと思っています。

聴こえたその言葉は「あなたが合格しました」、伊達ちゃんが初めて受け取った色は澁谷かのんの「マリーゴールド」かなと思います。ただの高校生が、何者かになった瞬間です。

 

優しさ触れるたびに、ごめんね遠回り。消えない無力さの数だけただ溢れていく。

長靴をしまえない、晴れてみえるのに。本音と両手はポケットにしまう、腫らしたまま。

活動をしていく中で上手く行かなくて、周りの人からの慰め・優しさに触れるたびに無力さを感じて涙となって溢れてしまう。ここのフレーズ巧いなと思いました。上手く行くと思えた時に上手く行かないことが重なると、「上手く行くだろう」という自分の気持ちが信じられなくなるんですよね。

 

ただ空へと向かって声が枯れるくらいに。意味もなく叫びたい。そこにきっと意味がある。

ただそう言い聞かせ、がむしゃらに走るんだ。その瞬間さえだって、ぼくに僕からのプレゼント。

澁谷かのんという主人公役として、キャストの意味が求められて、上手い歌が求められます。その重責から逃れたくなる衝動。ポケットにしまっていた本音と両手を出して、己を曝け出してみた時、伊達ちゃんは憑き物が落ちたかのように良い表現ができるようになりました。Liella!3rd以降くらいですかね。

ここで今回のBPのサブタイトル「ぼくに僕からのプレゼント」が出てきました。自分が選んだ道を全力で走り抜ける。それが過去の自分にとっての夢(プレゼント)だったから。

 

夕焼けに照らされた泥だらけのあしあと。宝物はどこかへ置いてきてしまったか。

形ではないからこそ、心に眠ってる。そっと起こさずに。

20歳の時に出した写真集「あしあと」が出てきました。あの写真集は20歳の伊達ちゃんの等身大を映したものでしたね。伊達ちゃんがこの旅を始めた時は形となるモノは持っていませんでした。「らしさ」「当時の想い」「信念」を心にしまって進んできました。

 

ただひとつの声が聴こえなくなる前に。思い通りじゃなくても「好き」だと伝えたい。

ただひとつの声で笑顔でいられるように。眩しいね。泣きながら涙はもう堪えない。

ただひとつの声がぼくだけの宝物。不器用でほどけても、それが「らしい」とまた笑った。

きっと明日も「好き。」でいさせて。

「ただひとつの声」は、この世で唯一無二の伊達さゆりの声。

上手く自分が思った歌声で歌えなくて苦しんでいた時、自分の歌声を呪った瞬間があったかもしれない。ファンから「伊達ちゃんの声が好き」と笑顔になったエピソードを聞いて、泣いた伊達ちゃんがいたかもしれない。上手くいかなくても、自分が器用じゃなくても「これも自分らしさだ」と受け入れてあげることが出来るようになったのは、成長そのものだと思います。

 

声優としても歌手としても、役としても己としても「声」で表現していく道。これが伊達さゆりの選んだ道なんだと強く感じました。

「ぼくに僕からのプレゼント」は、今まで活動してきたぼくに、この曲という僕からの『プレゼント』なのかなと解釈しました。

 

大好きで大切な1曲に会えました。

僕が伊達ちゃんに求めていたものの1つ。

MCで「作詞に挑戦することで自分の新しい扉が開くかもしれないし、皆さんがもしかしたら喜んでいただけるかなとか」と話していて、もうずっと感動してました。その皆さんの中に確実に僕がいる自信を持てていたからです。

ずっと待ち望んでいたこと。伊達ちゃんの作詞した曲を伊達ちゃんが歌うステージ。
「プレゼント」を歌う伊達ちゃんを見て気づいたら自分の涙が流れていたけど、悲しい涙ではなく喜びと待望に満ちた涙だった気がします。僕は伊達ちゃんから大きすぎる「プレゼント」を受け取ってしまいました。

伊達ちゃんは自分が内面に抱えてるものを人に知られたくない性格の子ですが、歌詞という形で曝け出してくれたことに感謝しています。相当な勇気が求められたはずです。こういう歌詞の解釈とか読みたくないと思います。なんで書いた?書きたかったからだね。

 

僕は伊達ちゃんに作詞を挑戦して欲しいと思っています。
作詞家がLiella!を想って詞を書く。それを基にLiella!として、澁谷かのんとして歌う伊達ちゃん。これは「感情移入して歌い伝える代弁者」のような立ち位置だなと思いました。
伊達ちゃんが作詞をして、伊達ちゃんが歌う。僕は、伊達ちゃんの純度100%の歌に心を動かされたいです。

 

この夢が叶った瞬間でした。心が動かされました。『プレゼント』が配信されてからずっっとリピートして聴いています。嬉しい。

 

伊達ちゃんのオリジナル楽曲が出た今、次に期待することは「伊達さゆりが作詞した歌」です。
「手さぐりの旅」の連載を読むと、伊達ちゃんの歌に対する想いや感度に驚かされます。伊達ちゃんが大事にしている「歌」×「言葉」は、作詞という型に落とした時にどのような作品となるのか、楽しみにしたいです。そしてぜひMVも観たいな。
9/30の「伊達さゆりBirthday Party 22nd〜ぼくに僕からのプレゼント〜」がいっそう楽しみになりました。もしかしたら、「3曲目」がサプライズで披露されるかもしれない。今回出した2曲に対する熱い想いとかMCで語って欲しいな~と思っています。

 

伊達ちゃんのオリジナル楽曲に順位をつけるなんでことはしたくないけど、「伊達ちゃんが作詞した」という意味が強すぎる。それをサプライズで隠し持っていたのも演出として強すぎる。最高。



久しぶりに好き好きブログを書いた気がしますが、晴れやかな気持ちです。今すぐ伊達ちゃんに直接会って全ての感謝を伝えたい気持ちなのですが、直接会える距離にはいないのでファンとしてこれからも応援して行こうと思います。


伊達さゆりとしてのアーティストデビューはこのタイミングで来なかったけど、待ち望んでいたオリジナル楽曲の歌唱を楽しめたので大満足しています。

MyGirlみた感じだと、オリジナル楽曲制作に対しては前のめりになっているようなので安心しました。

オタクイベント自体は相変わらずほぼ行かなくなりますが、伊達さゆりとしてのオリジナル楽曲を歌う場があれば絶対に参加したいな。


改めて伊達さゆりさん、本当にありがとうございました。「らしさ」を胸に活動していく貴女を応援しています。それでは。