2023年8月20日に味の素スタジアムで開催された『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』東京公演に参加してきました。
僕にとって人生初のB'zのLIVEは、今まで参加したどのLIVEよりも感動し、人生史に刻まれる体験になりました。
今回はその感想をブログにまとめます。ライブのセットリスト/ネタバレがあるのでご注意ください。
武蔵境駅からのシャトルバスに乗って味の素スタジアムに到着。
味の素スタジアム自体の公演に参加するのが初めてだったので、人の多さと会場のデカさに圧倒されました。お隣の武蔵野の森総合スポーツプラザは何度も来ているんですけどね。
物販は色々ありましたが、人が多かったのと暑さによって見送りました。
メイン3G入場ゲートはこんな感じ。
セブンイレブンで発券した紙チケットを機械にかざすと、座席の紙チケットが発券されるシステムでした。この時に初めて自分の座席が分かります。
入ってすぐに、舘ひろし・GLAY・ミュージックステーションなどから贈られてきたフラスタが飾ってありました。撮影禁止だったので撮っていません。
自分はけっこう後の方の先行で取ったS席だったのですが、かなり見やすいスタンド席でした。スクリーンには過去のB'zのLIVE映像が映し出されていて、興味深く見入ってました。
やっとB'zのLIVEに参加できるんだという実感が込み上げてきて、軽く泣いていました。
以前にもブログに書いたのですが、僕は物心ついた時から父親の影響でB'zを毎日のように聞いていました。文字通り生活の中にB'zがあり、いろんな思い出の中にB'zがありました。B'zと共に生きてきた人生でした。
幕張で開催されたイベント(【B'z】B’z presents-Treasure Land2023-に参加して。)で、今回のツアーに参加することを決めて、今日という日を何よりも楽しみにしていました。
どんどん埋まっていく客席、陽が落ちていく空、肩の力が入りっぱなしの状態で開演の時を待っていました。前ナレが始まり開演。
OP:
歴代のB'zのシングルやライブに関する映像がメドレー形式で次から次へと流れてきました。35年の歴史をもうこの段階から感じて震えていました。そしてバンドメンバーとB'zの2人が登場。
01:LOVE PHANTOM
声が漏れました。LIVEverのアレンジイントロで、全身の鳥肌が立って涙目になっていました。ひたすらに圧倒されていたらあっという間に終わってしまいました。夢かと思いました。
この1曲で、チケ代1万3000円がペイできました。参加して良かったが最初の1曲で感じられるLIVE、初めてかもしれない。本当に大好きな曲が初めてのLIVEの1曲になって今思い出しても泣きそう。
02:FIREBALL
今年の3月に映画館で「B’z LIVE-GYM Pleasure ’97 -FIREBALL-」を見て圧倒されたので、それを思い出しました。火球がステージから吹きだされていました。熱すぎ。
MC:
稲葉「B'zの…」(B'zはBにアクセントを置くのだが、稲葉さんはビーズアクセサリーのビーズの良い方をして会場がザワザワする)
松本「B'zの。」(正しいアクセント)
〜ここで二、三のやりとりをやる〜
稲葉「B'zのLIVEGYMにようこそ!!!」
このLIVEの時の一言を聞きにきた所がある。やっと生で聞けた。感無量。
03:RUN
もうLIVE終わったかと思った。エンディングのイメージが強い楽曲なので。満足度がぶっ飛んでるからここで終わっても悔いが無かった。過去のLIVE映像が流れてて死んでた。この曲を聞くたびに人生について考えさせられる。大好きな曲です。
04:夜にふられても
これが来るのかと驚いた。ドライブの時によく聴いてた曲。メロディラインが本当に好きです。
05:恋心(KOI-GOKORO)
曲が始まる前に、恋心の踊り振り付けを思い出すようにやり始める稲葉さん。
2番の「何かな?」で曲がストップして、バンドメンバーみんなが同じ方向を凝視。ドラマーの方が変顔してるのがアップで抜かれて会場が笑う。そのまま曲が再開されて神。
恋心のサビを一緒に踊れるの嬉しすぎて、全力で踊っていた。
06:イチブトゼンブ
あの独特なイントロでボルテージが上がる。この曲は歌詞が本当に好きだからちゃんと噛みしめたかったけど、テンションが上がりすぎて秒で終わってしまった。
07:NATIVE DANCE
LIVEverだと、ベースの方が単体でイントロを演奏し始めるくだりがあるのですが、それを実際に見られて感動していました。「あーいーあーいあーいーあーいーあいー」も一緒に振りができて良かったです。客席みんなが踊る光景、異様。このLIVEは「映像で何度も見てたやつだ!!!」という体験が多すぎる。
08:今夜月の見える丘に
逢田さんが好きな曲ですね。しっとりと聴かせてくるので手拍子もせずに聞き入ってました。
09:Calling
「wow wow wow wow…」の部分をコールアンドレスポンスでやれて大満足でした。原キーで歌ってレスポンスしました。この曲は1曲の中でいろんな表情を見せてくれるのですごい。
10:太陽のKomachi Angel
「パンパンッパンパッパン」のリズムでクラップを煽る稲葉さん。客席がそれに応えてこの曲が始まりました。銀魂好きな人が知ってる曲。
11:LADY NAVIGATION
「L!A!D!Y!」で始まるやつ。この曲もすげえぶち上がります。
稲葉「N!A!V!I!G!A!T!!」客席「I!O!N!!」楽しすぎ。
小休止:VTR
過去にB'zが行ったロケ収録映像などが流れていました。会場が暑くて体力が削がれていますが、ちょこちょこ水飲んで凌いでました。絶対にトイレに行きたくない(ステージから目を離したくない)ので、ガブガブは飲まないようにしたら1.5L持っていった水を最終的に0.4Lしか飲まなった(照)。
その後にBARのセットが出てきて、稲葉さんと松本さんが軽くトーク。松本さんの前にマイクが置かれてなくて声が入ってないの笑った。LIVEの衝撃でここの記憶飛んでる。なんか尊い会話してた。
12:BIG
2人でしっとり始まった。すごいマイナーな曲な気がする。今回のLIVEでイントロ1秒で反応できなかった曲です。
この後に稲葉がバンドメンバー紹介を1人ずつしていって、最後がMr.TAK MATSUMOTOを紹介。松本さんのMCが始まったけどすごい貴重な気がする。35年活動してこれたことに対する感謝と、これからもツアーを続けていきたい意志を話していて鳥肌がたった。味の素スタジアムのお客さんは「スーパーグロリアス」らしい。
13:JAP THE RIPPER
02:FIREBALLと同じで、幕張で「B'z LIVE-GYM Pleasure '93 -JAP THE RIPPER- 」のライブ映像を見てたので激アツでした。93年のLIVE映像と、2023年の今。やばすぎ。
14:YES YES YES
稲葉が客席に降りてきました。この曲も今回のLIVEでイントロ1秒で反応できなかった曲です。稲葉さんがタンバリンを高く真上に投げたら、スクリーンにタンバリンが出てきてくるくる回ってました。その後上からきたタンバリンをキャッチ。
15:愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
過去のB'zのLIVE映像が映しされてエモーショナルだった。「太陽が凍りついても、僕と君だけよ消えないで」という歌詞が好き。
16.17:ultra soul × BAD COMMUNICATION
1番やばい。脳が焼き切れた。劇薬と爆薬を混ぜたような組み合わせ。2曲連続披露ではなく、2曲が交互に歌われる感じ。最初はultra soul。
稲葉「ウルトラソウッッ!!!!」
客席「ハァイ!!!!」(片手を高く上げてジャンプ)
これがもう全快楽物質を出していた。楽しすぎる。ボルテージが許容量を超える。
ultra soulだけの披露だと思ったらすぐにBAD COMMUNICATIONの神イントロが流れてきて、「ァァァ!?!?」みたいな声にならない叫びが出た。
「バッドコミュニケーショォォォォン!!!!」と客席からレスポンスしたら、またultra soulが始まる。脳の奥から理性が吹き飛ぶ音が聞こえた。
最後に「ウルトラソウッッ!!!!」「ハァイ!!!!」「ウルトラソウッッ!!!!」「ハァイ!!!!」「ウルトラソウッッ!!!!」「ハァイ!!!!」の3連で味の素スタジアムが大破。客席全員が叫んで飛ぶ光景が圧巻だった。
18.IT’S SHOWTIME!!
全く休ませてくれなくて笑っちゃった。クソカッコ良いイントロが流れてきてこの曲の存在を察知した瞬間に八門遁甲の死門を開いた。ステージが物理的に爆発してた。
19.君の中で踊りたい2023
新曲シングルのカップリング。君の中で踊りたいの2023バージョン、本当にカッコ良い。今の稲葉の歌声に痺れていた。銀テープ吹き飛んでた。
20.兵、走る
えいえいえいおーえいえいおーのやつ。この曲ほんとにカッコ良い。最近出したB'zの曲でかなり好きな方。アウトロで花火が次々と上がってやばかった。ちょっとした花火大会くらい上がっていて予算もバケモンなんだなと思った。
アンコール
アンコールの時もトイレに行く気はなかったので余韻に浸っていた。すると客席にウェーブが発生。スタンドだったからウェーブがすごい見やすかった。味の素スタジアム、やっぱデカすぎ。
MC
稲葉さん「ヒーローの定義は誰かに勇気や希望を与えることができる人。みなさんはB'zにとってヒーローなんです。」という旨を話して、思わず泣いてしまった。あれだけ目に焼き付けてやろうと決めていたB'zの姿が、涙で滲んで見えなかった。言葉にするほどあの時の涙が陳腐になってしまう気がするのでもう書かないけど、この言葉は心の奥に刺さり続けた。
STARSというLIVEタイトルにした理由についても話していた。
21.STARS
新曲ですね。1番のサビが終わった後に、客席がスマホを取り出してライトをつけてステージを照らし出した。慌てて自分も真似をする。味の素スタジアムの客席にいろんなスマホのライトがついて、本当に綺麗な光景だった。
稲葉さんが客席を背にして両手を横に広げて、その姿がスクリーンに映し出される。客席の光を背中に浴びた稲葉さんが今この瞬間で誰よりも絵になっていた。最後に自分を抱きしめて終わり。
22.Pleasure 2023 ~人生の快楽~
イントロ1秒で感極まって涙が溢れてしまった。
03:RUNもそうだけど、この2曲は僕にとって人生の応援歌。涙を流しながら噛み締めるように聴いていた。2023verだからいつもの場所の歌詞変わってたけどもちろん覚えてない。CD出してくれ。
最後に爆発して、定番の「せーの!おつかれー!」をやって終了。
人生で最高のLIVEでした。
この日に2週間後の神奈川公演のチケットも購入。
もう本当にどうしようもなくB'zが大好きだし、人生だし、指針である。
心の底から参加して良かったと思えたし、この日を忘れることはない。
ありがとうございました。