映画の吹き替え | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

映画の吹き替え

ここ数日は肌寒で長袖なモスクワ。

8月に入る前にもう夏は行ってしまったのか、このまま秋に突入か!

などと思いながら過ごしている今日この頃でございます。

7月は4回しかブログを更新していませんでした。13年くらいまえに自分のサイトを持ってからの月間最少更新頻度記録だと思います。facebookでもいろいろ情報を発信していきますが、このブログはブログでこれからも更新し続けていきたいと思っているのでよろしくお願いいたします。

ここ最近の私は何をしていたかと言うと、いろいろと何故か短期間に一気にオフアーがあった役者の仕事の打ち合わせや吹き替えなど、役者モードでした。

facebookにはもうすでにアップしましたが、吹き替えに行ったスタジオです。

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行ったというか、スタッフが家まで車で向かえに来てくれたので車でここまで連れていってもらったのですが、シュレメチボ空港に行く途中のマクドナルドのすぐ横にあるスタジオでした。ここ最近はシュレメチボの往復時はいつもアエロエクスプレスだったので、車でこの道を通るのは超久々でした。旅行でモスクワに来た時の事やいろんなことが蘇えり感慨深いものがありました。

アエロエクスプレスだと30分の道のりが、本日も渋滞でその手前のスタジオまで1時間50分。その間、車を運転しながら初対面なのに機関銃のように話しかけて来るスタッフのレーナのロシア語をヒアリングの練習と思いながら聞きつつ、懐かしい風景に浸っていました。

そして到着後、休憩のためにバルコニーに出たら、この景色。

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確かにレーナは行きの車中で、バルコニーからは船や飛行機が見えてリゾートみたいだよ、と何度も繰り返し言っていたのですが、

何でこんな都会のスタジオから船や飛行機だよ、これは何かのロシア語の比喩表現なのか

とか思っていたら、本当にモスクワ川があって船もあり、シュレメチボで離着陸する飛行機が見えました。

ごめんね、レーナ!

他にもこんな感じの景色でした。

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録音そのものはすぐに終わって、帰りは道がすいていて30分くらいで家に到着。

この映画の監督はソ連時代の大監督であり大御所の中の大御所のセルゲイ・ボンダルチュク監督の息子さんのヒョードル。セルゲイ・ボンダルチュク監督は既に亡くなっていますが「戦争と平和」などの大作の監督として日本でも有名で、たくさん作品を観る事が出来ます。今回の監督であるヒョードルは、映画の監督というよりもクリップとか広告とかの監督が多い人らしいです。

そんなわけで、モスクワには夏をもう一回取り戻して欲しいと願いつつ、私は再び編集モードに没頭していく予定でございます。

頑張りますよ~!

うっしっし!!