毎日試験 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

毎日試験

今週は大学の前期試験期間。

日本語の試験は、課題発表と翻訳などですが、全て口頭で行われます。私も一応試験官として参加するのですが、

学生の採点する暇あったら自分がロシア語勉強しろ、

的な突っ込みを自分に入れながら朗らかに採点しています。特に翻訳の試験は、日本語⇆ロシア語、の双方向での試験なので、私も試しに受けてみるのですが、3年生くらいまでのレベルなら、たまに解らない単語やロシア語の格変化が怪しいところはあるものの、だいたい出来るようになってきたので嬉しい限りです。ただ、4年生くらいになると、普通の記事の双方向通訳とかなので

日本人でもそんな文章をしっかり書ける人は少ないよ、

とかいうレベルの文章の翻訳。語学で飯を食おうと思ったら、母国語のしっかりとした基礎がかなり必要だということを痛感します。ちなみに母国語のしっかりした文法力とがそんなに無く、語彙の少ない人ほど、コミュニケーションの内容はともかく海外でしゃべるようになるのが早いということに最近気付きました。抽象化してひとつの外国語の単語で表現出来る枠が大枠であればあるほど、覚える語彙が少なくて済むわけです。

例えば英語に例えると、have、で何でも表そうとする人と、一方いちいち日本語のニュアンスにぴったりな英語を探してそれで表現出来ないと気持ち悪い、という人がいたら、細かい事気にせず全部haveで良いじゃん、と言う人の方が最初のほうはすらすら言葉が出ます。その後は、それぞれの方のどれくらいまでの語学力が必要かで、何をどういうふうに学んで行くかが変わって行くと思うので、それぞれの自由で良いと思いますが、すぐに外国語、特に英語を速攻でしゃべろうと思ったらなるべく大枠でとらえて恥も外聞もなく細かいニュアンスを切り捨てる、というのが得策だと実感しています。まあ、ロシア語や日本語は細かいのでそうもいかないのですが、語学の習得は脳に刺激があって本当に面白い毎日です。

そんなわけで、駅から大学に行くまでの道を年末に工事してると思ったら、

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何と遊歩道化されていました。別角度からだと、

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こんな感じでボリショイ劇場の裏も抜けてアホニイ・リャドまでの遊歩道化が完了していて、雪のおかげで良い感じの景色が嬉しかったです。

頑張って行きましょう!!

私も頑張りますよ~!