5年生の授業 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

5年生の授業

語学大学の日本語学科の最終学年は5年生。

最近大学の制度が変わって4年で卒業という流れになって来ているロシア。日本の大学生の読書量や勉強量が落ちたとか嘆く人々もいますが、私の個人的な感想としてその原因は日本の大学教育に専門性が薄まって来たからではないかと感じています。

とは言うものの、世界的に観たら日本人はまだまだ真面目に勉強している国民なんじゃないかと思います。

まあそんな事はともかく、5年生の授業で今年使用しているテキストは、

$木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

『アジアへごはんを食べに行こう』

です。著者は向山昌子さん。占い師でもありバリバリのコピーライターでもある彼女を、私はいつも向さん、向さんと呼ばせていただいていますが、風水のスカイプ鑑定の段取り等、いろいろお世話になっている方です。

東京に住んでいる時は、壁という壁が基本的に全部本棚だった私の部屋。飲まない日はあっても本を読まない日は無かったので、モスクワに来て活字に対してどういう禁断症状が出るかなと思っていたら、意外にも何もありませんでした。

なので、モスクワに来て生活の中の時間で激減したものは本を読む時間と本屋に居る時間です。映画を観る時間は、モスクワだとネットとかで手軽に観れるし映画館も安いし、むしろかなり増えました。

話を元に戻すと、向さんのこの本は旅のエッセイなので、文章から情景をイメージしやすく、日本語の文法的には難しく無く、語彙は豊富、という理由で使わせてもらっています。

ウミガメの産卵

のところを使ってみたらかなり面白かったです。

まあ、学生の日本語を心配する暇あったら、自分のロシア語を心配しろという声が脳の中で響いていますが、頑張りたいと思います!

うっしっし!