引っ越しその1 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

引っ越しその1

さて、2月に寝ていたら足にシャンデリアが落ちて来るという恐ろしい事件の後、さらに2日後恐ろしい出来事が待っていました。

大家さんの息子さんから話があると言われたので、美術館のオフイス(大家さんはご本人の美術館もある大芸術家。息子さんは美術館の館長さん)に足を引きづりながら行くと、何と、

家賃を40%値上げするとの通達!

マジかよ、と思いながらももともと相場よりもかなり安く良い条件で貸してもらっているし、部屋も気に入っているし、滞在証明書でもいろいろ尽力してくれたし、もっと住みたいと思ったので何とかかんとか私の無茶苦茶なロシア語で懐柔してきましたが話合いは平行線。

ロシアで引っ越しか~!

とか思いながらも、懐柔してる時のあきらめの悪さは自分でも嫌になるくらいですが、決まったら一瞬にして新たな目標に向かって猛烈に動き始めるのも私の特徴。

即効でガンガン探して、ここにこういう物件があったら理想だな、と思っていた物件が偶然にも登場。

こちらは物件を見て大家さんに会ったら、即効で決めないとその物件は流れてしまいます。自分でいくらその物件を気に入っても、大家さんにノーと言われればそこには住めません。物件は大家さんの持ち物なわけですから、決める時には大家さんが直接来ていろいろ話します。

礼金や敷金という概念は無く、最初の月の家賃と出て行くと決まってからの最後の月の家賃、仲介してくれた不動産屋への1ヶ月分の手数料、の全部で3ヶ月分を最初に払います。

ですから、日本のように実質的な部分意外のお金というのは払いません。

というか、これが当たり前だと私は思います。私が大家さんだったらそうします。だってそっちのほうが絶対に儲かると思います。

そんなわけで、大家さんにも無事気に入られ順調に契約。

現在撮影中の諸々の準備等がある中、部屋を出て行かなければならない最終期限までに6日間という期間での引っ越し。

日本だったらあせると思うのですが、ロシア的には余裕のスローク。

がしかし、想像だにしない新たな罠がまっているとはその時の私は気付いていませんでした!

続く・・・・!

2年間親しんだ素敵なこの景色、

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こんな良い条件で物件を貸していただき、本当にありがとうございました。

大家さんには感謝感謝でございます!