ロシアの家 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

ロシアの家

ロシアの家は住みながら直して行くもの、

というまさにロシアの象徴のような言葉があります。

どういう事かというと、住んだ時点では窓が上手く開かなかったり、玄関の鍵がイマイチだったりなど、お金をかけてリフオームしているはずなのに不備があちこちにあるという、日本では絶対に考えられないような状況が普通の状況です。

なので修繕用の器具や材料等が市場に行くとたくさん売っています。

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キエフスカヤの市場のこの雑踏は何とも言えません。

ここだけ中東のような雰囲気です。

私の住んでる家はリフオームした人の腕も良いし、大家さんのセンスも抜群だったのでかなり良い状態で過ごせています。

まあしかし、建物自体が1914年築の古い建物なのでバルコーの屋根とかはヤバい状態になりつつあり、強風でトタンが吹き飛び人に直撃したなら死亡事故必至の状態。天気の良いうちに市場で針金を買って来て一気に直しました。

針金は1キロ100ルーブルという単位の販売だったのですが、

「2メートルで充分」、

と言ったら、そこの兄ちゃんが、

「お前、キルギスか?」

というので、日本人だと言ったら、じゃあやるよ、ということでペンチで切ってただでくれました。キルギスだと言ったらどうなっていたんでしょうね。

というかまたキルギス人に間違われました。

ついでに市場の中をぶらぶらしていたら、網戸を造るための生地やテープも発見。

綿毛とハエと蚊との闘いのために速攻で購入。

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いつも開放している全部の窓に設置しました。

というか写真じゃわからないですよね。

このまま窓全開状態で夏に向かってガンガン行きたいと思います。

うっしっし!!