復興へ4 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

復興へ4

ロシアは未だにチェルノブイリの傷跡を引きずっています。

映画の編集界でバリバリの重鎮であるタプコワ先生が手を握りながら、

「キノシタ(ロシア人は私の姓ではなく名前がキノシタだと勘違いしています。)、チェルノブイリで私も苦労をしたから気が気でないんだ。ママの住んでるところまで何キロだ。放射能は離れていれば大丈夫だから、大変だったらモスクワに呼んであげなさい」

などとロシア人らしいやさしさで心配してくれました。そう言えば、母はパスポートが切れているのでこの機会に作ってもらうよう電話をしておこうと思います。

様々な憶測や情報の飛び交う原子炉情報ですが、被爆の危険をかえりみず現場で闘う方々やその家族の事を思うと軽はずみに批判は出来ません。いまのところ、私がこの件に関して一番信用出来ると思うものをリンクしておきます。あくまでもこれは私個人の判断です。

原子炉情報

情報をリンクとかしておいて言うのもなんですが、

情報が錯綜し流言飛語が飛び交うのも大きな災害の後の人災のひとつです。

どの情報が本当なのか、何を信じて良いのか、

が解らなくなったら、全ての情報を一旦全て遮断して、深く深く深呼吸してみて下さい。そして何も考えない状態をひと呼吸だけでも良いので作ってみてください。

そうすればきっと自分の信じるべき方向が必要な時に必要なだけ湧いてきます。

日本は奇跡の国民、

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日本の宝や力は経済でも政治でもなく、日本の国民の精神性の素晴らしさです。

寒さの中未だに困難な状況で希望の明かりも見えず空腹の中で闘ってる方々のことを思うと胸が痛みます。

ひとりでも多くの方が無事である事をモスクワから強く強く祈っています。

どうか頑張って下さい。