ロシアの映画 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

ロシアの映画

ロシアというかモスクワではハリウッドの映画も人気です。


日本でも話題の3D映画「アバター」もお正月から入りきれないほどに人が集まっています。


私としては、これぞロシア、というような渋い映画を観たいなと思っているのですが、日本と同じく最先端の技術を使ったものに人々の興味は向うようです。


木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

ニューアルバート通りに、ナイトウオッチ、というモスクワを舞台にしてマトリックスのような映画を撮った監督の最新作のポスターもありました。黒い稲妻、みたいなタイトルらしいです。ナイトウオッチは黄色い車でしたが、こちらは黒い車です。


日本と同じようにDVDショップとかもあって、1枚300ルーブル~400ルーブル(900円~1200円くらい)で普通に売っています。


木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba


ロッテプラザに入っているマニアックな品揃えのDVDショップの1コーナーです。


K、の欄には、キム・ギドク、キタノタケシ、クロサワアキラ監督らがならんでいました。私の大好きなキム・ギドク監督の受取人不明も置いてあったのにはびっくりです。どこのDVDショップに行っても、キタノタケシ監督の作品はガッツリ並んでいます。日本よりもヨーロッパでの評価が高いんですね。これは韓国におけるキム・ギドク監督にも言えます。


おくりびと、もありましたよ。Kの欄にドサクサにまぎれてキノシタジュンスケの「マスカケ線」も置いておくかな、とか一瞬思いました。


映画って世界的な共通言語なんだとあらためて納得です。


ちなみに本屋に行けば、手相も占星術も風水も本が充実して並んでいます。占いも世界共通です。


どんな形にせよ、ロシアで映画のロケをしたいなとか思った夜でした。


ロシアという国の構造や働く人のメンタリティを考えるとかなりエネルギーを使う作業になると思いますが、必ず実現させたいです。


そんなわけでロシア映画のDVDを何枚か買って帰りました。


当然ながら日本語字幕なんかついていませんが、外国語で映画を観るのは物凄い勉強になります。


木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba


街をふらふらしていたら、劇場の搬入口で大道具を搬入している光景に出会いました。トラックから降ろしてそのまま運んでる風景は日本と同じです。


道が凍っていてすべりやすいので、歩く時に体幹が鍛えられます。股関節が若干筋肉痛になりました。


木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba


しかし、本当に怖いのは落下してくるつららです。建物の7階とか8階から落ちてくるこんな氷に直撃されたら、ひとたまりもありません。


木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba


マックでも3人がかりでつららの撤去作業を行っていました。しかし、どうにもこうにも要領が悪くて全く仕事が進んでないのが、さすがロシア人です。


日本人の感覚でまともに相手していると、とてもじゃないですがやっていけないのがロシア人の仕事の段取り。


女性はテキパキしていて強いのですが、男性がみんな緩い感じです。


とても奥が深くて面白い国です!!


怖い、寒い、遠い、という日本人の抱くロシアのイメージがありますが、違う意味で面白いし笑うしかないので人間が鍛えられます。


しかし、ハリウッドの映画にたくさん人が集まっているように、ソ連を経験してい無い若い世代が世の中に出始めたら一気に変わっちゃうような気がします。


どうなりますかね。


というかロシアの心配してないで、自分の心配しろ、という感じですが、2010年も頑張りましょう!

うっしっし!