皆既日食その2 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

皆既日食その2

昨日に引き続き皆既日食シリーズです!


今回の皆既日食の分析の前に過去の皆既日食と世の中の動きの簡単な流れをまとめておきましょう。


皆既日食で王様が交代するシナリオ、


というのは比較的多く見られる傾向です。


皆既日食を政治が利用しているのか、それともたまたまそうなったのか、


そのあたりは、まあ、映画にでもするときにドラマチックに描くとして、昔から王様に何かが起こる配置としてはポピュラーなわけです。実際にどういう現象が起こったのかは、様々なブログで書かれている事と思いますので、そちらを検索していただければサクッと情報を得る事が出来るので、そちらに譲ります。


暗殺や政権交代、時代の象徴の死、などなど興味深い現象がたくさん検索できます。


日本では卑弥呼の時代からそうであったと言われています。これは太古の為政者が天文学の知識に深く、それをたくみに利用したという証明かもしれませんし、またそういう側近を必ず抱えていたという事かもしれません。


ただ基本的に言えるのは、皆既日食、は、新月、の親玉なわけですから、


何かが朽ち果てて消えていく


という部分だけは必ず起こる現象です。


月は、新月→上限の月(半月)→満月→下限の月(半月)→新月、というサイクルを29日強で繰り返しています。新月で何となく始まったものが、満月で成就し、円熟期を迎えて、やがて次の新月で朽ち果てて消えて行き、次のサイクルへと移って行く。その月のサイクルを上手く利用して様々な事が出来るわけなのですが、それの超スペシャル版が皆既日食や皆既月食なのですね。例えるならば、全国にちらばる国分寺の親玉が奈良の大仏、みたいなもんです。


これは個人のプログレスの月や太陽の動きでも如実に現れる現象でもあります。このバイオリズムから人間は逃れられないのですね。それはまさに


人間も宇宙の一部であり自然現象のなかの一員である、


という事実に他ならないと感じています。


今回の皆既日食は東京で75%くらいまで重なります。福岡では90%、小笠原に行けばほぼ100%で見られます。船を出して100%観られるポイントで待ち構えたいところですね。


日本の政治の中枢は東京ですから、今回の皆既日食の政治に与える影響は、


75%既存の権力構造が朽ち果てる


と言えるでしょう。既存の政権は自民党です。55年体制 から続いてきた現在のシステムが75%崩壊するとこれはもう大混乱になるでしょう。なので、ジャストタイミングで行われる次の選挙で政権交代が起こったとしても


民主党も茨の道


になるのですね。もしも政権交代にならなかったとしても、構造の崩壊によって、自民党は死に体、となりますから、混沌を経て新たな形になるのは時間の問題です。


いずれにしても、国民は政権交代とか何とかのマスコミ的な表面の宣伝に踊らされる事なく、しっかりとした視点と意思を持って生きていかなければならない時代になります。今までは政治に丸投げで、半ば責任を放棄してきた国民のツケの形が今の体制とも言えるわけです。なので、いろんな人がブログで今回の皆既日食は政権の交代、と書いていたりしますが、星の配置を深く見ると実はそれはちょっと違っていて、私に言わせると、


55年体制の崩壊


と考えています。その結果、


政権がどうなろうとも国民ひとりひとりが意志を持つ


事が重要になるのです。新月で新たな種が芽生えた後は不安定な形や混沌とした形の中で、意識の及ばない形で整理整頓が行われていきます。


その不安定な時代を強く走り抜ける事が出来るかどうかが日本の未来を決めます。


なので、政権交代も時代へのカンフル剤としては新月の意味で、ありはありですが、その後は政権の枠にとらわれる事無くしっかりと歩む時代を創らなければならない、と今回の皆既日食のチャートを見ながら強く願う私なのでした。


自民党VS民主党、などとういうマスコミに踊らされた目先の結果だけではない大きな時代の節目が来ているわけです。これを国民が自分の意思を持って生きていかなければなりません。


これは政治だけでなく、経済、芸術、などなど様々なものに言えます。


そんなわけで、あまり長くなると携帯から読むのも大変だと思いますので、明日またこの続きをアップしたいと思います。