川津祐介さんの個展 | 木下順介オフィシャルブログ「東京火の玉キッス」by Ameba

川津祐介さんの個展

夕方に映画『マスカケ線』根岸季衣さんとともに主演をしていただいた、


川津春  さん


のお父様である、


川津祐介  さん


の陶芸や絵画の個展に行ってきました。

・テキパキと会場の接客やお手伝いする春ちゃんの姿。


演技してるところか酔っ払ってるところしかみていない私としては、真面目に働いている春ちゃんがまぶしくみえました。


格好良いぞ、春ちゃん!


お父様の川津祐介さんは、デビューが木下恵介監督の作品で、その後、大島渚監督の『青春残酷物語』や『太陽の墓場』で鮮烈なインパクトと存在感を日本映画界に示しました。今までにいないタイプのスターとして映画界に表れたのです。テレビでも、ザ・ガードマンやGメン75などで大活躍。現在も数々の舞台や映画で活躍されております。映画『マスカケ線』に出演してくれた三上寛さんも青森から上京してきた時に、MENS Club の表紙のアイビーカットの川津祐介さんを見て大いにあこがれた、と言ってたくらいの存在なのです。今で言うと、オダギリジョーや浅野忠信の線を10倍太くして、芸術家肌を20倍増やしたような個性派スターでした。


現在は73歳になって、表面的には穏やかでやさしい雰囲気に包まれていますが、鋭い眼光の奥底にはバリバリの頃の存在感を今でも静かにたたえられていました。


握手もしていただき超感激でした。


個展の作品は現場で写真を写せなかったのですが、高山さんという写真家の方のサイト に素晴らしい作品の数々が写真に収められておりますので、そちらをぜひともご覧になってください。


・いただいた絵葉書です。

フアンタジックで素敵な作品ばかりでした。


個展は19日までで、新宿の京王プラザホテルで行われています。ぜひとも素敵な世界を堪能してください。


そして帰りには個展のお手伝いをしていた春ちゃん達と合流しおいしいワインで盛り上がりました。いろんな言語が飛び交う不思議な空間に、大笑いの時間を過ごさせていただきました。

・イギリス生まれのインド人のビノィさんとともに。


男の悩みは世界共通なのです。


今度2人で語り合おうね!


というか、ビノィさんは大駱駝艦や山海塾を大好きという素晴らしい方。土方巽さんの事も知っていて舞踏の歴史にも詳しかったです。


これには感動でした!