銀行の仕事がうまくいっていない。
要するに「出る杭が打たれた」だけなのだけれど。
退職までのカウントダウン、あと1ヶ月。
仕事をさせてもらえず、ただずっと座っている。
6時間とか2時間とか。

ずるいなぁ。
表面上は優しくて、持ち上げて、レベルが高すぎるなんておだててみて。
陰での讒言?中傷?
本当ずるいよ。
僕がいったいどんな怪物に、あなた方の目には映っているのでしょう。

ではまたあした。

出演していたドラマ、「ヤンキー母校に帰る」の再放送が始まるらしい。
11月19日(金)から。
どうも放送が東京地区オンリーっぽいのですが…

一年前の事なんですが、ずっと昔のような、そうでもないような不思議な気がします。
東京地区の方、よろしかったら見てみてください。
ぶあついメガネをかけてカメラを首にさげている生徒がいれば、
初めまして、それが僕です。

なつかしい人をみた。
彼女が今、日本にいるという事は、
彼女の夢はかなわなかった、そういう事だろう。
声はかけなかった。

人の夢と書いて「儚い」と読むんだと、したり顔で言ったのは誰だったっけ。
僕は、そうは思わない。

毎日御堂筋を自転車で走る。
気になっているものが2つ。
一つは道沿いにある彫刻『JILL』
女の人の裸の塑像なのだが、誰かに似ている。
さっぱり思い出せない。
毎日、通る度にまっすぐに見てみる。
思い出せない。

もう一つがいつもビッグイシューを売っているおじさん。
やはり、着ている服はぼろぼろだし、髪はぼさぼさで顔も垢でテカテカ。
真っ黒な手にビッグイシューを2冊掲げて、バンザイして立っている。
彼らの常で無愛想、当然売れているのを見た事ない。
しかし毎日立っている。御堂筋の同じ場所に、同じバンザイで。
「どうぞ」とも「発売中です」ともなんとも言わない。
ただ、「押忍」と、それだけ言ってわずかに(ほんのわずかだ)頭を下げる。
誰かが通る度に、何遍も何遍も「押忍」。
押して忍んでの「押忍」。
目も合さない。

気になる。
JILLもビッグイシューも。
どうして「JILL」と「押忍」のおじさんなのだろう。
それはどうでもいい事できっといつか忘れてしまうのだろうけど、
2004年の秋、僕は彼と彼女が気になって仕様がない。

「昔ままごとで人気があったのはお母さん役か弟や妹の役。
 今の子供はペット役をやりたがる。
 ペットは子供の目に家族の中で一番幸せな存在に映っているのでは。」

日経新聞の記事を読んだ。
最近、ペットを受け入れる墓地、神社などが増えているという記事の一節だ。
ペットは永遠の一歳児で人間と違って裏切らない、とも。

他者を求める心と拒否する心。
そのちょうど心地よい中間点がペットなのだろうか。

誰かを思うと裏切られる。
でも思わずにはいられない。
だからペットを思う。
僕たちは何からの逃げを打って、何が僕たちの性なのだろうか。