8月25日
今までの連続乗車記録、テヘラン→イスタンブールの37時間を更新。
長時間の乗り物は好き。
ひたすらのんびりする。
座っているだけで、確実に前に進んでいるのだから。
だから。
何をしてもしなくてもいい。
窓外の景色を見ても見なくてもいい。
何を考えても考えなくてもいい。
何を食べても食べなくてもいい。
時々地図で現在地を確認する。
誰と話してもいいし話さなくてもいい。
誰を思い思わなくてもいい。
全ては優しく流れていき、取り戻す事はできない。
惜しみつつ、残酷に浪費していく。
そんな時間の堆積。
今が何時なのか、よく分からない。
列車はモスクワ時間で運行されている。
でもそれならやっと夜が明けたと思ったら昼の12時、
日が沈んだら夜中の1時、なんてことになる。
納得がいかない。
従って乗客の時計はウランバートル時間のままの事が多い。
5日間かけて、ゆっくりモスクワ時間になっていく。
8月24日
旅行の面白さは出会い。
それも全て、出会うべくして、出会う事。
出くわすべくして、出くわす事。
人に、風景に、自分に。
不意に。
北京で考えていた事のヒントを、
モンゴルの草原でぽろっと拾い、
シベリア鉄道の乗客が答えを示す、
そんな風に。
交わり、実を結ぶ。
(For Tourist)
ウランバートル情報
インターネットカフェは街の中心あちこちに。
一時間600から800トゥグルクくらい。(60円から80円)
速度はそこまでは遅くない。写真のアップもできる。
郵便。
絵葉書日本宛。460トゥグルク。
封筒モンゴル国内宛。350トゥグルク。
デジカメの写真印刷。
スフバートル広場のすぐ南にコニカミノルタのラバトリーがあります。
そこでメモリーカードを渡すとその場で現像してくれる。
一枚標準サイズで130トゥグルク。
物価。
食料品が高い。
自炊できるゲストハウスがよいと思う。
インスタントラーメン7袋、コーラ1.5L、水2本。
おかし少々、ロシアルーブル1100。
新しい日記帳に、カメラとウォークマンの充電。
これからシベリア鉄道でモスクワへ。
5日間、6000キロの列車の旅です。
子供みたいにドキドキワクワクしてる。
シベリア鉄道の乗客になるなんて、
一年前の自分からならどれだけ遠かったか。
それがあと2時間後にはコンパートメントの中に。
どんな顔をしよう。
13時50分、ウランバートル出発。
これから荷物をもう一度パッキングして駅に向かいます。
ウランバートルはあいにくの雨。
気をつけていってきます。
次はモスクワから!
8月20日。
旅行に出て一ヶ月が経った。
なんだか慌しかったが、なかなか良い旅ができているのかなと思う。
もっと注意深く、旅行を続けようと、今は思っている。
注意深くというのは、騙されないよう、自分を騙さない様。
そして優しい旅ができれば。
ウランバートルは危ない、と聞いていた。
北京で会った大阪外語大モンゴル語学科生徒から。
夜は絶対出歩かない方がいいと。
市場に一人で行ってモンゴル人に周りをすっかり囲まれ、
有無を言わせず財布やカメラをぶんどられたりだとか。
また、最近日本人が5回、(1、2、3、4、5、と)刺されたらしい。
それも物盗りだったらしいけど。
バンコクや北京、その他の都市でも危ないと言われるけれど、
実際に危険を感じる事はそんなに多くない。
時間を気にせず夜道も歩いていたし。
で、ウランバトールに着いて。
ウランバートル市民に聞いてみても、夜はあまり出歩かないと言う。
とにかく酔っぱらいが多く、ケンカなどのトラブルも多いらしい。
長期滞在の日本人曰く、夜出歩くと10回に一回は何かあるという。
酔っぱらいにからまれたりケンカに巻き込まれたり。
実際にその人は顎の骨を折られたらしい。
東アジアでは一番治安が悪い都市らしい。
正直かなりビビっていた。
リュックは背中でなく前に持ち、背後を振り返り振り返りながら歩いていた最初の頃。余計怪しいって。
ウランバートルに10日くらい滞在してみて。
あまり夜道を歩くことはないけれど(だって22時30分くらいまで明るいし)今のところトラブルはない。
鞄も肩かけだしぶらぶら歩いて、気持ちもだいぶ緩んでます。
時々、背後を振り返って怪しい人がいたらやり過ごすくらい。
犯罪が多く起こるのは、貧しい国ではなく貧富の差が激しい国。
そういう意味では、その要素をこの国は持っている。
平均月給は2万円くらい。3万円いけばかなりの高級取りらしい。
その割には物価が高い。食料品も衣料品も。
ビールなんかも中国に比べるとバカ高い。
(中国だと燕京ビール、青島ビールとも2元、30円くらいから。モンゴルでも150円、200円とか。)
知り合ったモンゴル人のジーンズは200ドル、靴もそれくらい。
親のスネをかじっているとはいえ、なんだかアンバランスさを感じてしまう。
まあ、オシャレなのかもね。
ウランバートルの女性は所得に占める化粧品費用の割合がアジアで一番高いって何かで読んだし。
それでも昼間から何をするわけでもなくぶらぶらとしている壮年の男性や、
道の端で段ボールに寝ている人、ゴミ拾いの子供たちを見ると、
富裕層と貧困層の差がだいぶ激しいなと感じる。
民主化(自由経済に移行して)10年と少し。
今後どうなっていくのだろうか。
明日から4日間、ウランバートル郊外で一人キャンプしてきます。
食料、水を買い込み、バスでダルハン方面へ。
景色のきれいなところで途中下車し、テントを張る予定。
狼が出るそうなので気をつけて行って来ます。
明日から4日間、ウランバートル郊外で一人キャンプしてきます。
食料、水を買い込み、バスでダルハン方面へ。
景色のきれいなところで途中下車し、テントを張る予定。
狼が出るそうなので気をつけて行って来ます。
ロシアビザ取得へ。
通常各国のビザなら大使館や領事館に直接行けばビザを取得できるところ。
モンゴルビザなら、日本や北京のモンゴル大使館に行けばビザを取得できるという具合。
しかし、ロシアビザの場合はそうはいかない。
バウチャーといっていわゆる予定表、
何日にはどこにいて、どこに泊まってというのを詳細に、更には、各ホテル、交通手段の予約支払証明までつけて、ビザ(ツーリストビザ)を申請しなければビザがおりない。
そんなことは僕のようなバックパッカーにはほとんど不可能、
どこに何日いるかどこに泊まるかなんて自分にも解らないのだから。
そうなると、空バウチャー、要するに嘘で盛り固めた日程表を作成しなければいけなくなる。
日本でいろいろ考えた結果、ウランバトールの旅行会社を通して申請することに。
ウランバトールでロシアビザを扱っていると解ったのが2社。
1社は値段が馬鹿高かったので、日本で調べていたレジェンドツアーにさっき行ってきました。
これがコテンパンにやられた。
英語で。
Diana(ディアナ)というロシア人に。
青い瞳にブロンドの髪、ちょっとぷっくりしたお腹周り。
僕と同じくらいの年齢じゃないだろうか。
(おそらく)きれいな英語を話しているのだが、
非常に早口でまくしたてる。
とにかく聞き取れない。
僕もある程度は話せるし聞けると思っている。
旅行者同士の会話ならそんなに不自由はしない。
しかしそんな程度ではこのDianaには役に立たない。
ちょっと解らない顔をすると、
ため息。肩を怒らせて、挙句の果てに舌打ち。
必死に聞き返し、要領を得ようとするが、
小馬鹿に蔑まれる。
こんな時はスマイルだと微笑みかけ、優しく目線を沿わせるも、
余計冷くあしらわれる。
サンクトペテルブルグのホテル予約をしつこく迫られ、断るとさらに不機嫌に。
ビザ申請書も書き方が違うと全くの書き直し。
写真が変だとかパスポートがどうだとか、
100ドル札が汚いから嫌だとか、、、
1時間ほど彼女の事務所にいたが、その間に同じくロシアビザの件で入ってきたスイス人は15分ほどで喧嘩別れに。
僕もキレて帰ろうかと思ったが、ロシアビザの為になんとか我慢。
ようやく申請書にOKをもらい、お金を払って終了。
悔しい。
Dianaと喧嘩できるくらい英語を磨かないとと、痛感、、、
(ロシアビザの取得に関してはおそらくロシアの当該官庁が厳しいのだろう。
そのため、申請書に彼女らは異常なまでに神経質になる。
記載ミスなどでつき返されたら、ホテルの予約、列車の予約などすべて狂ってしまうのだから。
ドル札に関しては偽札、いわゆる旧札、1999年以前発行のものなどに神経を使うのは当たり前、彼女には彼女なりの理由があるとは思う。
それを差し引いても応対は気分が悪い。
前述のスイス人には一日いくらの傷害保険料が必要だと言っていた。
僕にはそんなこと一言もなし。あまり信用はできないかな)
(For Tourist)
ウランバトールでのロシアビザ取得
アバーヤチアエルダムツアー社(エアロフロートビル内)
10営業日、170USドル。(バウチャー、ビザ、インビテーション含む)
そのほかにもエクスプレス発給もあったが値段は覚えていない。
英語可(おじさんの方。すごくきれいな女性が座っているが英語は不可)
Legendツアー
(ロシア大使館より南、ソウル通りウランバトールサント、アサルビル202号。看板などは特になし。)
11営業日、132USドル。(バウチャー、ビザ、モスクワでの一泊ホテル代含む)
サンクトペテルブルグまでと言うとしつこく同地でのホテル予約を迫ってくる。レジストレーションがどうのこうのと。
支払いはUSドルキャッシュのみ。
TC,クレジットカード、モンゴルトゥグルクは不可。
手順は、出発日を決めて申請書を記入、
写真一枚添付、パスポートを預け、お金を払う。
自分でウランバトール駅近くのチケット売り場に行き、
モスクワ行きのチケットを買う。
買ったら、出発日のチケットが購入できたことをDianaに報告。
(携帯の番号を教えてくれる。
もし出発希望日に満席だったりしたら
ホテルなどの日程を変更しなければならないため)
さらに2~3日後にもう一度電話連絡か、事務所に行くらしい。
(書類に不備があった時の確認のためらしい)
アプリケーションの書き方はお手本の通り書かないと機嫌を損ねる。
たとえば住所が東京都新宿区新宿5-5-5の場合、
Building#5-5-5 , Shinjuku-Street , Shinjukuku-city,Tokyo,Japan
といった具合。かなり複雑。
モスクワ行き国際列車。
駅近くのオフィスで簡単に購入できる。英語可。
毎週火曜と金曜にウランバトール発。
116060モンゴルトゥグルク。(1円=約10.6トゥグルク)