イギリスから韓国への、カタールエアー、One way Ticket。
帰路航空券を持たないで第三国へ入国するのは、わりとトラブる。
空港からの入国、ビザなしでの場合。
帰路航空券の保持が入国の際の条件となっている事がある、というのがその理由。
でも実際には入国する際に帰路航空券をチェックされる事はまずない。
ただ、飛行機搭乗のチェックインの時には、まず揉める。
バンコクからトルコに行った時もバンコクのドンムァン空港で揉めた。
「トルコから陸路で旅行をする」と言って乗り切りを図ったが、駄目だの一言。
その時は、最終的には3人目くらいの上司が出て来て、「クレジットカードを持ってるか?」となり、ゴールド(シティバンクのエセ)をキラリと光らせて、無事搭乗となった。
成田からの場合は、「目的地で入国できなくても文句言いません」という念書を書かされると聞いた事がある。
まあそんな具合で、ロンドンでもなんとかなるだろうと思っていたのだが、、、甘かった。
まずは機内持込荷物で一騒動。
7キロ以下でないと、追加料金を取るというのだ。
計量の結果、11キロ。そうだね、、、パソコンも入ってるし。
カウンターの前でいそいそと荷物をサブバックからメインのバックパックに詰替え。
で、いよいよチェックイン。
親切そうな女性係官の列に並んでみたが、やはり引っかかった。
「帰路航空券を持っていますか?」
「持っていないけど、韓国で買います。韓国から日本は船でわずか3時間だから。あは」とイノセントな笑顔でまずは答える。
「駄目ですね。入国の際に提示が条件になります」
「でも去年の7月に入国した際も、帰りの航空券なんて持ってなかったよ」と前回の入国スタンプを見せながら説得にかかる。
「韓国でチケット買いますから。みんなそうしてるんだよ、あ、失礼」と大儀そうに咳き込んでみる。
「ちょっと待って下さい、上司に確認を、、、」ワンステップ、上がる。
次に出て来たのはベテラン女性係員。
端末で何事かを確認している様子。
で、答えはやはり「No」
これはもうワンステップ必要だなと、そう。
まだ自分の権限で裁量できる人ではない。
それで喚いてみる。
「なんでだ、そんなのありえない!不当だ!」
そして次の上司が搭乗。
カタールエアーのえんじ色のジャケットを着た年配の男性。
これは見込みあり。ここは粘着して行くしかない。
しかし答えは、「このチケットではチェックインできない」
「...」もうひと踏ん張り、喚いてみる。
「じゃあどうしてこんなチケットを売ってるんだ」とお門違いな事まで言ってみる。
結局、衝撃的な一言。
「いやいや、何とかしてあげたいけど、帰路航空券の番号を入力しないと発券できない。システム的な問題でだ」
「このチケットでは、やはり搭乗できない。Im sorry...」
うぅん、、、撃沈。
で、こういう場合は。
仕方なく、近場のオフィスで第三国から出国の片道チケットを買う。
この場合はイギリスから韓国、そして韓国からまた違う国への片道チケットを。
それは正規の一年オープンを買って、で、あとでRefundする。
正規のチケットなら基本的にはそのままの値段が帰ってくる。
(手数料は取られるが)で、、、どこでもよかったので、とりあえず韓国発北京行きのチケットを購入。
行くあての全くない、Seoul→Beijin。230ポンド。
飛行機の中でむかついたこと。
(たぶん)イギリス人の英語に関して。
そいつは身を乗り出してこう話しかけて来た。
「Can you speak English?」
うん、話せるよと僕。
「いったいそれは何をしているんだ?」と。
僕はずっと韓国語の勉強をしていた。
機内食を済ませてからもずっと机に韓国語のテキスト、辞書を広げて。
そいつは搭乗直後から何杯目かのビールを飲み、
気持ちよくなったのか大声で歌を歌い、
スチュワートを何度も呼び出してはからんでいた。
「I'm studying Korean.」と。
それしか言ってない。
僕は。
苦手のFの発音もVもRもLもない。Wさえない。
でもそれを三回言わされれ、
それでも最後にはきれいな英語で、
「ソーリー、君の言っている英語が全然理解できないよ」と。
イギリス人が英語に対して自信を持っているのは分かる。
母国語だし、Queen’s Englishというくらいだから。
しかし他国出身者の英語、発音アクセントをバカにするという、
そういう人間、風潮があるのは正直むかつく。
Little Britainというバラエティ番組でも、
インド系の女性の英語を小馬鹿にするコントがあるが。
こんな具合に。
インド系女性:「Yes」
英国人女性:「Sorry?」
インド系女性:「Yes」
英国人女性:「...Sorry?」
インド系女性:「Yes!!」
英国人女性:「Ahh,,,aa,,,Sorry?」
インド系女性:「Yes!!!」
はっきり言って。
机の上に辞書とテキストを広げて、
飛行機は韓国行き。
それで「I'm studying Korean.」
どの単語を聞き取れなくても、想像つくよ。
バカにされてるのは、そいつの隣で「もうあんたはまた、、、」と苦笑してる奥さんを見ても分かる。
で、むかついたので言ってやった。
「Oh,,,that's nice. Because I don't like being involved with a drunkard」
で、「you need perdon?」
「ああ、それはよかった。酔っぱらいに巻き込まれるの好きじゃないから」
「もう一回言ってやろうか?」
エバンジェリカ教会のモーリンから、聖書をもらってしまった。
で、今、迷っている。
大阪に送るべきか、旅行に持って行くべきか。
現在、少しでも荷物を軽くしようと戦っている最中なので、
できれば持って行きたくないのだが。。。
本当に親切だなぁと思う。
僕もWhitbyに来て、最初の頃は日曜に見学がてら教会に行っていたが、
それ以降は行っていない。
Jesusの教えを広めるのも彼らの使命の一つとはいえ、
聖書を一冊ボンと送ってくれるとは、、、「親切」だ。
ちゃんとクリスマスカードつきで。
「Jesusは決して失望しないのよ」と。
今、読んでみようかなぁとも思っている。
旅行に持って出て。英語の勉強にもなるし。
世界のベストセラー、
何人も異議を唱える事ができない、
神が執筆したという「聖書」を。
