美しすぎて、もう何も分からなくなるぐらいの。 
そんな世界に出会ったとき。 
君ならそれを、君の大切な人に、 
いったいどうやって伝える? 
そんな問いかけが、 
バックパッカーたちの間にはある。 

精を込めて写真に収めるという人。 
筆を尽くして、手紙に書くという人。 
ただ想い願い、そして祈るという人。 
そしてある人は、こう言ったという。 
「自分が変わってゆくこと」 
その風景に出会ったことで、 
自分が変わってゆくこと。 
結局は自分そのものでしか、 
何も伝わらないんだから、と。 

彼の死をそんな思いでしか今は、 
受け止めることができない。 
生きる意味は百万遍もあって、 
死ぬ意味なんて一つもない。 
それでもある日、人は死ぬ。 

いつだってそう。 
ゼロになってはじめて。 
カウントダウンがいつかに始まっていたことを、 
ある日唐突に、それは知らされる。 

全部夢ならいいのに。 
全部嘘なら、それでいいのに。 
朝になったら、何かが変わっていそうな、そんな気もするよ。 
だからそう祈りながら、今夜は、 
おやすみなさい 

おやすみなさい。 
 

 

三沢光晴さん 試合中倒れ死亡 
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=867107&media_id=2

告知、というようなものでもないんですが、 
今度、ラジオに出演します。 
うぅん、FMハナコというローカルFMの朝の番組。 
旅行の話、俳優時代の話をする、みたいです。 
まあ、守口、門真を中心とした京阪沿線の方々、、、 
よかったら聞いてみてください。 

その下取材というか。 
DJさんと電話で話してたのだが。 
「どうして1年半も、世界を旅行したいと思ったのですか?」 
という質問があり。。。 
それはホントよく聞かれることなのだが、 
やはりうまく答えられなかった。 

それはそうと。 
この前、Jさんと2年ぶりに会った。 
Jさんは青年海外協力隊員としてタンザニアで二年間、 
幼稚園教諭、教員育成の仕事をしていた女性。 
僕がタンザニアで自転車旅行してた時、 
コログウェという小さな町で、僕の自転車のタイヤが偶然 
釘を踏んでパンクしなかったら、出会うことはなかった人。 
Jさんはそれから2年間タンザニアで過ごし、 
10日ほど前日本に戻ったらしい。 

なんだか不思議だった。 
目の前にいるこの人は、 
タンザニアで自転車乗ってた僕しか知らない訳で、 
真黒に焼けて、ンガリ食べてアフリカで自転車漕いでた僕に会って、 
その次に見るのはもう、今の僕なわけで。 
ミッシングリンクじゃないけど、 
うん、ホントは負けちゃいけないんだなと思った、2年前の自分に。 

「愛を胸に走ります。 
 難しいのはわかってたけど、こういう嫌なことがあって、僕も同じやり方で、彼を彼らを黒人を、アフリカ人を侮辱するのはとても簡単な事。そしてとても楽なEASYな事。でもそうじゃない。胸に愛を飾っておきたい。あいつは俺を侮辱する。サイテーな人間。でもアイツだけ。それは。いい奴もいる。暖かい奴もいる。愛を胸に走ること。」 

ちょうど、その自転車旅行中のある日の日記。 
大雨の中、ボロボロに疲れてたどり着いた小さな村で休んでる時、 
その村の人に囲まれて、 
アジア人というだけで、肌が黄色く、 
顔が違うということで、しつこく侮辱された時の僕の日記。 
熱くて、大好き。この時の自分に負けちゃいかんと思う。 

楽しみにしていたハロウィンも、 
結局どこにも行かずでゴメンナサイ。 
風邪とハングル検定の勉強で最近引きこもりがちです。 
来週から。ある韓国人に英語を教えることになった。 
その他、日本人にも一人、韓国語を教えている。 
また来年から韓国人に日本語を教えることになった。 
さらには中国人留学生に中国語を習ってる。 
うん。頭の中、わりとグルグルまわってます。 

旅行をしてて楽しかったのは、やっぱり「生」だったからだと思う。 
本とかインターネットのいろんな情報ですごく頭でっかちだった頃、 
いろんなものにちゃんと触れて匂いを嗅ぎたかったんだと思う。 
エイズで明日死ぬ人の骨と皮ばかりの腕、 
トルコの体重測り屋さんのため息。 
真面目な顔して賄賂要求してくるいい年した警察官。 
ガンジャ休憩を宣言するインドのバス運転手。 
どがーんと来た神山カンリンポチェ。 

うぅん、口べたなので、うまく伝わるかすごく不安ですが、、、 
11月10日、月曜日朝。 
よかったらFMはなこ聞いてください~ 
おはようHANAKOです、という番組。 
朝8時半くらいからの出演です。

ミンさんが日本に来ていたらしい。 
7月というから、まだほんとにしっかり、夏だった頃。 
通訳の仕事で、東京都と岐阜県をまわったと。 
じゅんさんに会いたかったんですけどねぇ、と顔文字で微笑んでくれる。 

ミンさんというのは中国人の女の子。 
中国人だけど(国籍)、朝鮮族なので、漢民族とは、違う。 
僕が広州に行ったときに通訳してもらった、 
目元の涼やかな女の子、ポニーテールの。 

中国国内の朝鮮族は200万人と言われていて、 
中国東北地方を中心に広く分布しているらしい。 
家で父さん母さんと話すときはもちろん朝鮮語(あえてね。韓国語と書かず、、、) 
学校や職場では中国語を話す、ナチュラルなバイリンガルな、おおよそ200万人。 

ミンさん曰く。 
日本語覚えるのに要した時間は、「3か月ですね」と。 
はい、たったの90日。 
それもそのはず、彼らは漢字なら日本人よりも得意だし、 
文法に関しては朝鮮語と日本語はほとんど一緒。 
日本語には発音にてこずるような音もメイヨウ(「没有」、ない、ってことね。) 
「単語覚えて、それくらいですかねぇ」だったらしい。 
楽勝でトリリンガル(3ヶ国語話者)。 

さらに。 
ミンさんの育った町はロシア国境まで2、300キロだったと。 
そんなこんなでロシア語も勉強し始めて、こっちは1年半で通訳OKに。 
4カ国語を話す、東アジアならほぼどこでも生きていけるマルチリンガルのミンさん。 
実はまだ21歳だったりする。 
(モンゴル語はやる気なしらしい) 

スカイプで話しながら。 
「きっぱり」と「さっぱり」が分らない、と、ミンさんは言う。 
どうも区別が難しいらしい。 

ミ 「さっぱり」はどういう時に使いますか? 
純 髪を切った時とか、ずっとトイレ行くの我慢して、やっと行けた時だね 
ミ 「髪を切ってきっぱりしたぁ~」はおかしいですか? 
純 おかしいね。トイレ行って「きっぱり」したぁ~とも言わないね 
ミ 「きっぱり」トイレに行くことはありますね? 
純 。。。うん。ないかな。 

「きっぱり」は、もっとネガティブ。何かを断ち切る時。諦める時、遠ざける時。 
「さっぱり」は、それでもブルな感じ。断たれた断面の、その潔さのこと。 
中国語なら「きっぱり」は「断然」とか「清楚」が出てくる。 
いずれにしてもそれらはやっぱり動作、アクションの事を言ってる。 
何かを断ち切る、その動作をフォーカスした中国語と、その残骸を拾い集めた日本語。 


いくつか説明するも、 
「うぅん、なんとなくかなぁあ」と。 

純 あと、「やっぱり」というのもあるよ。 
ミ それは知ってる。「역시(ヨクシ)」でしょ。(韓国語の表現) 
純 「つっぱり」は 
ミ え、何ぃ~~!!それ!!? 




で、本筋。ミンさんに日本の感想を聞いてみた。 
ミンさんは日本で、ちょっと悲しいことがあったらしい。 
彼女の脇に関することで。 
その話がとても興味深く、僕も感じること、考える事が多かったのだが。。。 
その話は、また次に、、、 
、、寝る時間なのです。

中国に来ています。 
一年半ぶりくらいかな。 
仕事9割、残りはお勉強!です。 
今、部屋のテレビでは、オリンピック開幕特別番組が放送中。 
北京の紫禁城で中国の歌手が熱唱する番組。 
同一个世界 同一个梵想、One World one Dream。 
今回のオリンピックのスローガンみたいな。 
街角の看板とか、歩いている人がこのTシャツ着てたり。 
特に「One World」というのは、すごく強調されてて、、、 
ほら、今もジャニーズみたいなとっぽい兄ちゃんが目を閉じて歌ってます。 
「迩我同个世界」とかね。 

昨日飛行機で上海に到着して、 
4時間ほどの電車移動。もちろん硬座! 
この電車移動が、本当にエキサイティングで。 
ギュウギュウ詰めなんだけど、とにかく楽しい。 
もう、修学旅行みたいなノリで、 
お菓子を分け合って、梨むいてくれて、トランプして。 
若い人も子供も赤ちゃんも老人も、 
体を寄せ合って時間をすごす。 
いつも思うのだけれど、とにかく人と人との距離が近い。 
電車で隣になっただけなのに、 
飲んで騒いで写真見せ合って、トランプでズルしたら叩いて。 
いつの間にか、僕のお気に入りのボールペンはオッチャンの耳かきになってるし、隣のちょっと可愛な女の子は僕の背中を机にして日記書いてる。 
日本だったら、、、みんな音楽聴いてて、ゲームしてケータイいじって。ちょっと肩が触れたらいらいらして。真ん中の肘掛を奪いあって。 
その代わり、NOストレスで、2人椅子に4人で座ることもないんだろうけどね。 
どっちがよい?どっちが好きかかな? 

今日は中国で銀行口座開設してきました。 
中国「農業」銀行! 
やった!憧れの農業銀行です。 
(バックパッカーはあの緑のロゴを覚えてるかも?) 
ついでにネット口座も開設。 
この支店では日本人第一号だそうです。 
ちなみに一年定期で利率3.5%ほど。 
今後中国元が上がりこそすれ下がることはまずないと考えられるので、 
投資としても、悪い選択ではないかと思いますが、、、 
必要なものはパスポートコピー2枚。 
その場でカード(銀聯対応!)とUSBキーをもらえます。 

いまいる町は上海よりまだ南なのでオリンピック熱はあまり高くなく。 
「オリンピックなんて迷惑だよ~!」と言ってる人も多いです。 
なんでもオリンピックの影響で通関業務がかなり厳しくなったと。 
バッテリー電池製品など(爆弾っぽいもの?)は、 
まったく輸出が止まってると。 
貿易会社の人はかなり嘆いてました。 
ちょっと驚いたのは、 
その人が中国政府をかなり悪く言ったこと。 
街中のケンタッキー店内で。 
大丈夫なのかなと僕がヒヤリとした。 

夜、夕飯を食べにいく。 
米飯、トマト卵炒め、青菜、ビール。15元(200円くらいかな?) 
帰り道、歩いてると、きれいなお姐さんが声をかけてくる。 
200元(3000円くらい)で、どう?と。 
後ろにおばあさんがいて、大きな荷物を持っている。 
僕は「ブーヤオ(不要)」と。 
じゃあ、130元にしてあげるから行こう!ときれいなお姐さんが。 
僕がいらないから~と歩き出すと、 
後ろのおばあさんが僕の手を強く引っ張って早口で何か言った。 
よく聞き取れなかったけど、 
あなたが買ってくれないと 
私たちは今晩寝るところがない、 
食べるものがない、 
そんな意味のことを言ったんだと思う。 
するとお姐さんがおばあさんの背中をバシッと叩いた。 
で、おばあさんの手を引いて行ってしまった。 

直感的に。 
娘と、その母じゃないかなと思った。 
お母さんが二人分の大きな荷物を抱えて。 
その中で一番マシな服を娘が着てお客さんをとって。 
そのお金で二人、生きているのかなあと。 
もしかしたら、そうやって母は娘を育てたのかもしれない。 
そして大きくなった娘が今度は客をとり、 
母を食べさせているのかもしれない。 
50メートルほど向こうで母が僕の方を振り返った。 
その肩をまた、娘が一度叩いた。 

One World One Dream。 
本当、その通りだと思う。 
「地球」ということなら、確かに一つしかないし、 
その中に住む60ウン億人だって、 
そんなに違ったモノを夢見てるとも思えない。 
とりあえず、食べること、眠ること、子供を育てること。 
そのためにお金を集めること。 
同一个世界 同一个梵想。 
本当その通りで、みんな声を揃えて熱唱してるのに、 
なんだか本当。 
随分ととっ散らかっててね。 

とにかく今回は。 
たくさん話してます。 
そのためにだいぶ勉強してきたし。 
中国の小姐かわいくて、楽しいし。 
あいかわらずおっちゃん供はお腹出してるし。 

さて。 
明日は、人生初!の、中国新幹線(山陽新幹線とは別)に乗ってきます。