【坐禅】動中の禅 静中の禅 | 三千世界に咲く一輪

三千世界に咲く一輪

《風流ならざる処もまた風流》

世の中の常識にとらわれないで、
自分なりの美しさを見つけ出し、
自分の感覚を信じること。






日々

心も
身体も
脳も

雑音が駆けめぐり
揺れ動いて
動中の禅


季節を眺めると
アタフタと
振り回されている

そんな私を
ひとまず置いて
静中の禅











突然の事象の飛来に
喜怒哀楽を舞い踊る
動中の禅

静観す
自然(じねん)の眼差し
静中の禅









掻き乱される情報により
自我の居場所を失う
動中の禅


宇宙に
独り漂う
静中の禅








三千世界に塵ひとつ

動中の禅



三千世界に咲く一輪

静中の禅







動静
即ち
禅の息  















【あとがき】

久しぶりに
じっくり
坐ってました
山の中は
静かで
賑やかで



【蛇足】

息とは→自身の心のこと