昨日のブログでは、住宅ローン控除の取消しについて、私の失敗談をお話いたしました。
税金は国民の義務にも直結し、生涯必ず避けて通れないテーマです。
特に成人・社会人になってからは、直接関わっていくことになります。
誰もが気になる節税の方法は、いくつものパターンがあります。
ただ、そもそもの税金の仕組みはとても複雑です。
税金に関する理解や知識量は、人によってかなりバラツキがあります。
節税対策などについて税理士に相談したり、税理士試験の勉強を始めるなど、自ら必要性を感じて動かなければ、なかなか知識がたまっていかないのが税金だと思います。
(最近は、税理士YouTuberのかたの動画が充実し、気軽に情報収集ができるようになっており、非常に良い傾向だと思います。)
税金だけではありません。
ライフプランニングにおいては、年金、保険、金融商品の運用、住宅ローンなども、必須のテーマです。
私たち国民にとっては切っても切り離せない知識なのに、現状これらは「知らぬが損」「知ったもの勝ち」みたいなことになってますよね。。
このような全てのかたにとって必須な知識は、改めて学校教育でも扱うべきテーマなのではと感じる今日このごろです。
これらの知識を幅広く習得できる資格があります。
「ファイナンシャルプランナー(FP)3級」です。
※FPについて
わたしたちのくらしとお金 | 日本FP協会 (jafp.or.jp)
試験範囲は年金、税金、資産運用、保険、不動産、相続など、生涯の生活における、ありとあらゆる内容がカバーされています。
難易度的にはやさしいので、生活する上で非常に役立つ知識を、気軽に身に付けられます。
このFP3級の内容は、義務教育で扱っても良いテーマだと思います。
もっとハードルを下げるならば、例えば成人のかたでFP3級を持っていれば「●●ポイント(マイナポイントみたいなイメージ..)が付与される」など、FP3級合格へのインセンティブにつなげる制度・仕組みを作るのはアリかなと、ふと思いました。
税金や保険の知識を、自身がアンテナを張って勉強するのももちろん大事ですが、国などのサポートが全く無い中での情報収集は、ちと非効率な気がしますね。