カビ取り・防カビ工事専門の純閃堂(JUNSENDO)、代表安藤でございます。

今回はお掃除アドバイザー稀麗の投稿ではなく、私が記事を書いております。

 

 

埼玉新聞様のご協力により当社の災害支援活動を公開していただきました。

また今回の災害で「二次災害を防ぐための記事」を拡散してくださった方々、大変ありがとうございました。

 

 

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【二次災害の可能性】台風19号の影響により被災された方々へ

 

 

 


2019年10月12日~13日、激甚災害に指定された台風で浸水してしまった棚には白・緑の粉っぽいカビがびっちりと発生しています。

さらに10月19日の豪雨(記録的短時間大雨情報)でカビの繁殖はさらに拡大してしまいました。

これが【二次災害】の一つである微生物による汚染です。

 

 

胞子が浮遊しやすく、カビ臭の問題になるこのカビが部屋一面に発生してしまうと、除去するには大変な労力が必要です。

除去しないとハウスダストアレルギーや気管系の病気になる可能性があります。

 

必ず殺菌をしてから建物の修繕をしないと「修繕されてない箇所から発生」するので注意してください。

 

 

 

次の問題は「冬場の内部結露」、「梅雨時期」となります。

室内の暖かい空気が溜まってしまう箇所は写真のように天井や壁面からカビが発生してしまいます。

 

壁面で結露を起こしている可能性があるからです。

水害時は通常よりも多くの水分が住宅内に蓄積してしまっているので、暖房を使うと湿度がグンと上がり、カビの栄養分となってしまうのです。

 

 

 

そのために皆様ができることは

1、晴れた日の換気。

2、晴れた日に掃除(浸水した部分の消毒、除去)

を頻繁にやっていくことで発生を防げます。

 

 

 

■注意点

一度生えてしまったらアルコール除菌剤、塩素系カビ取り剤では到底太刀打ちできません。

え!?カビ取り剤でも……と思われるかもしれませんが

 

粉カビの場合、拭き取るとすぐに取れてしまうので一見綺麗に見えます。

しかし胞子は想像を超える数が浮遊しているので、取り除いても洗剤が乾いたらまた付着してしまいます。

一週間後には大量発生してしまうでしょう。

 

※今回擦っても取れない黒カビを対象としていません。

 

 

 

■おすすめ品

このようなときは市販品ではあまり見かけない「防カビ剤」を使ってください。

 

テスト

被災時に浸水してしまった食パンをカットして、右側に「防カビ侍水性」をスプレーしておきました。

●左側:浸水時の水 ●右側:防カビ剤

 

 

 

当社で15日間放置をした結果、防カビ剤をスプレーした食パンにはカビ菌が発生していません。

 

 

 

同じように「防カビ侍アルコール」でテストしたところ、アルコールの揮発と同時に防カビ剤を運んでくれたことで、水だけの食パンにさえカビが生えませんでした。

 

 

この防カビ剤を使うことで、住宅の床、柱、家具、畳、下駄箱、クローゼットなどの発生予備軍を制御して、二次被害を抑えることができます。

 

 

楽天市場

防カビ侍アルコールタイプ 350g

URL:https://item.rakuten.co.jp/junsendo-shop/kt-y300/

 

楽天市場

防カビ侍水性タイプ 350g

URL:https://item.rakuten.co.jp/junsendo-shop/kt-s500/

 

 

備考

基本はアルコールタイプを使います。しかし木材や衣類などアルコールに弱い素材には水性タイプを使ってください。

 

 

使い方(基本)

1、消毒用アルコールまたは塩素系カビ取り剤でカビを取り除きます。

2、乾燥させます。

3、防カビ剤をまんべんなくスプレーして拭き取らずそのまま放置します。

 

 

 

もちろん実際の抗菌・防カビハウスクリーニングも行っています。

 

使用方法がわからなかったり、お悩み事がある場合はお気軽に下記へお問い合わせください。

出来る限り最適なご説明ができればと思っております。

純閃堂へのメール:https://www.junsendo.com/contact

 

 

 

私たちが得意とする洗浄剤は、この水害に遭われた皆様のご家庭に必ずお役に立てる洗剤です。早急な復旧に努め、少量でも商品をお届けできるよう最善を尽くしてまいります。

 

 

そして、被害にあわれた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。