通所介護サービスの報酬改定はとても厳しい。
数字のマジックを使っている。6-8 ⇒ 5-7 。
多くの通所介護では6-8のサービス区分で運営している所が多いのではないか。
改定後は7-9の時間帯で運営をしていかなければ同じ報酬を得ることは出来ない。
分科会の基本的考え方の中に
①サービス提供時間の実態を踏まえる
②家族介護者へのレスバイトを促進するとある。
①についてのサービス提供時間の実態とは何なのか示されていない。
②についてはレスバイトの促進とあるが、利用者の気持ちや体力などは考慮されているのか。
提供時間は事業所で全員が集合した後、「ただ今からデイサービスを始めます」という挨拶から、「これで終了致します」という挨拶までの時間です。
この前後にほとんどの事業所が朝と夕方にそれぞれ1時間から1時間半をかけて送迎を行っている。
これらの送迎はサービス提供時間には含まれない。送迎は事業所の無償のサービス行為なのか。事故が起こると厳しい判断がくだされている。
介護職員の勤務は8時間勤務の9時間拘束。
通所の7時間の施設内サービスに2~3時間の送迎を入れると職員の勤務時間は9時間から10時間必要である。
通所介護は利益率が高いと言われるが全員を正職員雇用出来ている所は少ないはず。非常勤職員で運営をしている所が多いのではないか…。
時間帯が子育て中の女性に適している職場ではあるが、この職員達が正職員に登用してほしいと言ってきた時に全員を登用出来るところは少ないのではないか。
介護の現場はこのような短時間労働者の力を多く借りて成り立っている。決して良い傾向ではないはず。
各事業所が工夫をして乗り切っていくと思うが、最終的に苦労するのは勤務する職員達になる。
なんと貧しい考え方なのか。希望が感じられない。
最終的には事業所側の努力と言われてしまうのだが、今回の通所の改定は納得できない。