お正月の風景
素晴らしいお天気に恵まれて、新しい年が明けました。
皆さま 新年おめでとうございます!
さて平成21年「うし年」は、波乱万丈を予感させますが、
変化を大いに楽しみながら、歩みを進めてまいりましょうよ!
今日の特養の風景です。
お飾りはオリジナルでA・Mさんの作品。
今年の稲穂に縁起物がいろいろ飾られています。
シンプルですが、清々しくて美しい!!
来年は教えてほしいと声が上がっています。
A・Mさん よろしくお願いしま~す!
テーブルに飾られたのは、布でできた「椿」の花々。
可愛らしくてとても華やか!
今年の特養はちょっぴりお洒落をしました。
ご家族や職員の方々が立ち止まってご覧になります。
介護施設の風景にも、TPOが必要ですね。
ここはお年寄りにとって「第2の我が家」ですもの。
今年もいろいろなことをお伝えしてまいります。
新しい試みも始まります。
よろしくお願いいたします。
行く年 来る年
あと数時間で新しい年を迎えます。
新年の準備も滞りなく終えて、今は静かな空気が流れている潤生園です。
365日24時間休みなく、30年という長きに渡って
たゆみなく続いている日々・・・。
この毎日を支えて下さっているたくさんの方々・・・。
介護、看護のスタッフだけではありません。
調理、総務、人事、会計などのスタッフ、
施設内外の管理をして下さっているスタッフ、
館内をいつもきれいにお掃除をして下さっているシルバーのみなさま、
そして宿直のみなさま。
多くのボランティアのみなさま、
お世話になっている取引業者のみなさま、
穴部の地域のみなさま、
数え切れないほどたくさんの方々に支えられ、守られて
潤生園は30年の歴史を刻んでまいりました。
そしてそれは今も途切れることなく続いています。
大晦日の今日も夜勤のスタッフは、お年寄りの傍らで年を越します・・・。
皆様への感謝の気持ちは、とても言葉には尽くせません。
ほんとうにほんとうにありがとうございます。
さァ!新年は次の30年に向かって出発の年。
大いなる希望を胸に抱いて、前に向かって進みましょう!!
30年の歴史が証明した確かな道のりを、
さらに太く広く強い道へと築いてまいりましょう!!
あなたとともに!!
潤生園の食事
前回の続きです。
「歯界展望」の記事から、理事長のコメントです。
「介護食」の成果は本当に素晴らしいものでした。
以前は病院へ送るしかなかった状態のお年寄りが、
「介護食」によって必要な栄養素が取れるようになり、
めきめきと体調も回復されていきました。
以前は水分や栄養素が取れなくなると、医師が点滴を試みることも
ありましたが、むくみが出るなどしてやはりうまくいきませんでした。
口から摂取する水分、食事の持つ力がすごいと、医師も驚いていました。
食事は非常にメンタルな要素が強いものです。
栄養計算された食事を取っていれば、その栄養素はそのまま摂取できるか、
というとどうも違うのではないかと思っています。
食物を自分の身体の中に取り込み、力強いエネルギーにしていくのは、
本人の状態によるところが大きいのです。
そのとき基本になるのは、喜んで食べる、あるいはおいしく食べる
ということであり、これは「食」がただ空腹を満たすだけでなく、
心、あるいは本能を満たしていることの現れ、ではないでしょうか。
「本能を満たす」という視点は、栄養学のなかにはない概念のようですが、
人間の満足は本能が満たされることが大きな部分を占めますから、
その意味で食事を喜んで食べていただくことは、病人を癒していくうえで
最高の手段です。
「食」の前提は「食欲」です。活動性が非常に乏しい状態の方たちが、
三度三度食欲を湧かせるのは極めて難しく、よほど食欲をそそるような
食事を提供しなければ食べてもらえませんから、盛り付けや彩りにも
たいへんに気を遣っています。
特に末期に近い状態の方の場合には、1食抜くことは水分の摂取量が減り、
栄養障害の引き金になるなど大きなマイナスとなります。
だからこそ、ミキサーにかけて固めればよいというような単純なものではなく、
食べて頂きたいという思いで一生懸命手をかけて、「介護食」を作っています。
つまり作っている人間の心を、その思いを食べていただいているのです。
また、潤生園の「配食サービス」では、この「介護食」もお届けしています。
実は、潤生園の在宅サービスを利用されていた方が入院された時のこと。
潤生園では「介護食」をお出ししていたのですが、病院では経管栄養を
行おうとされたようですが、ご家族が病院に「潤生園で出してくれていた
ような食事を出してほしい」と要望されたのです。
そこで病院からオーダーが出て、お届けをしたことがキッカケになりました。
このことから在宅で暮らしていらっしゃる方にも、「配食サービス」によって、
「介護食」を召し上がっていただくことができるようになりました。
さて次回は「摂食嚥下」について。
口腔リハビリテーション、口腔ケアなどの分野は、まだまだこれから研究が
必要なところであろうと思います。
加藤武彦先生(歯科医師)が登場します。


