「潤生園 時田施設長のブログ」 特別養護老人ホーム 潤生園 介護 求人 【デイサービス 訪問介護 看護】 -4ページ目

謹んで新年のお慶びを申し上げます

皆さま

新しい年が明けました。

お元気でお迎えになられたことと存じます。


大変に長らくご無沙汰をいたしました。

ブログのページを開くのも躊躇するほどでしたが、

思い切って本日から再開しようと、

勇気を振り絞って(それほどでもないか)

開けてみたところ、な・な・なんと!なんと!!

最後に更新したのは・・・7月(-。-)y-゜゜゜


それも大層な決意発表とともに。

1日1行でもよいから更新する、

などとのたまわっているではありませんか!

我ながらあきれ果てた次第です。


友人、知人からはことあるごとに非難され、

施設長ともあろうものが、これではいかん!と。

新しい年の出発とともに再びの決意をいたしました。


しか~し。

あまり気負いすぎるとまたもや同じ過ちを犯しそうな気も。

というわけで、できる限り頑張るというくらいの、

緩い決意というか、自分なりの心構えで臨むことにします。


かすかな期待とともに、更新への望みを繋いでくださっていた方が、

もしもお一人でもいて下さったとしたら、

その方には心からの感謝の気持ちで一杯です。


ご期待を裏切らぬように・・・。

コメントなどお返し頂けるとやる気の出るタイプですので、

どうぞろよろしく(*^_^*)


あっ!そうそう。

ブログには書きたいことを書くことにしました。

介護や直接仕事に関係のないことも書きます。

でも「介護」ってつまるところ、

その方の人生丸ごとに関わっていくことですから。


そうであればこっちも、表向きの顔だけでお付き合いはできません。

私も丸ごとでなければとっても失礼じゃありませんか?


暮らしや生活の中には、だれでもいろんなものごとが詰まっていますよね。

表向きは美しく整えられているように見えても、

見えないところには、あんまり意味のないように思えるものや、

ゴタゴタした片づけられないものや何かが、捨てられずにあるし。


そういうものも全部ひっくるめて、当たり前の暮らしでしょ?その当たり前の暮らしの延長線上に、ある日「介護」が登場する。

だから「介護」は特別なことじゃなく、普通のこと。


当たり前の暮らしにあるキラキラした場面も、切ない場面も全部が必要。

ムダなように思えることも、決してムダじゃない。

そういう風景を書くこともあるとご承知くださいね。


その一つが、これ!

最近のめり込んでいる男性のこと。

その名は「内田樹}(うちだたつる)

神戸女学院大学の仏文の教授にして、武道家です。

もっと多彩な顔を持っていますが、それらはおいおいご紹介。



内田くんを知ったのは偶然でした。

私が熱烈に憧れている女性研究者との、共著のお相手として登場。


彼女は「三砂ちづる」さん。

「オニババ化する女たち」(光文社新書)の著者です。

私は声を大にして言いたい!!!

日本中の女性たちが読むべき本です!


私は三砂さんの本を、中学校の教科書にしてほしいと本気で思っています。

彼女が一貫して説いているのは、

女性が女性として生きるとはどういうことか、ということ。


今の日本の女性たちは人間として育てられてはいるけど、

女性として教育を受ける機会は皆無ではなかったでしょうか?


さて私と内田くんとは、彼女が「内田樹」の熱心な読者である、

と知ったことから始まりました。

尊敬する三砂さんが言うのだから、興味津津。

片っぱしから読み飛ばしているうちに、すっかりはまってしまって。


こういう読者をどうも「タツラー」というらしい。

内田くんが自分のブログの中で、話していました。

http://blog.tatsuru.com/


ブログもお薦めです。


なぜ「内田くん」かというと、私より2歳年下だから。

今年寅年の年男。

還暦なのね。

でも昨年結婚したらしい・・・。

奥さんになった人ウラヤマシイ。


だって内田くんは最初の奥さんと別れた後、

男手ひとつで子育てしながら、主婦もやっていたのですから、

家事全般、もちろんお料理も全部OKな方なのですよ。

こんなに手のかからない亭主は、そうざらにはいないでしょう?

ほんと、ウラヤマシイ限りです。


最近のヒットは「日本辺境論」。

これはぜひお読みください。

私の昨年度NO1!!

目からウロコの日本人論。


きっと皆さんも内田くんを好きになりますよ。







3日坊主よりヒドイ!

前回更新を頑張る決意をしたのにも関わらず・・・。

もう一度決意発表!!


「1日1行でもよいので更新します!」



さて6月9日ついに念願叶い、戸原先生が来園。

何とまだ40代の「超イケメン」ではありませんか!

かつて慶応大学で行われたセミナーで、

お話を聞いたことがありましたが、

場内が暗くてあまりお顔の印象が残っていなかったのです。


さてさて今日は10名の嚥下障害のお年寄りに、

「内視鏡検査」をして頂くのです。


嚥下の検査には現在2つの方法があります。

1つは造影剤を使ったレントゲン検査。

これはお年寄りの場合難しい。

造影剤を飲み込めません。


それに対してもう1つの方法が「内視鏡」。

鼻からチューブ(5ミリくらいの太さ)を入れます。

ほぼどなたも問題なく挿入できました。

映像はテレビの画面に映して見ます。


食べ物が入ってきてどのようにして喉の奥に送り込まれ、

そのあと喉の様子はどうなってるのか、一目瞭然です。


検査を開始したのは午後2時過ぎから。

昼食を終えて口腔ケアも終わっている状態。

ところが、内視鏡で見ると喉のところに食べ物が付着している。


「あァ・・・!」

みんな唖然です。

このまま放置しておいたら、付着した食べ物は腐敗し、

それをもし誤嚥したら間違いなく「肺炎」。


これを防ぐには「交互嚥下」が必要だと、あらためて実感。

食べ物→ゼリー(などで残った食物残滓を洗い流す)→食べ物

こうした食べ方をすることを「交互嚥下」と呼びます。

この方法で常に喉をきれいにすることができるのです。


あるいは「ムセル」ことが上手くできるようなリハビリの方法。

「ムセル」ことができればある程度誤嚥は防げます。

あるいは一口の量の加減。

多すぎては一度に飲み込めず、誤嚥につながりますし、

場合によっては窒息してしまいます。

あるいは姿勢の角度  などなど。

おひとりずつへの適切な処方箋を書いて頂きました。



今までは勘と経験知から行っていた介助。

それをここで一度しっかりと見直しました。

最後まで口から食べることを支援することが、

潤生園の介護の中でも、もっとも大切なことととらえています。


今重度化に伴ってだんだんと食事介助が難しくなっています。

また誤嚥の心配も増えています。

こうした現状の中でも、介護職員が安心して、

自信を持って食事介助ができるようにと、考えてきました。


日大の先生たちとの出会いによって、

少しずつそれが可能になってきています。

本当にありがたいことと思います。








摂食・嚥下障害の評価と訓練の実際

すっかりご無沙汰をしてしまいました。

最後に更新したのは何と!何と! 2か月も前!!!

これはいかん ∑(゚Д゚)



反省とともに、ブログ再開を決意!

挫折せずに続けられるように、頑張りたいと思いますが・・・。


さてさて、前回の記事を覚えていないですよね~?

摂食・嚥下の研究をしている、若き歯科医師の先生方とご縁ができたこと。


その後毎月2回、入居されている方の機能評価のために、

施設に来て頂いているのです。


評価の方法は2つ。

1つは「改訂水飲みテスト」(MWST)

ごく少量の水を舌の上に落して、嚥下反射を見る。

さらに続けて嚥下してもらう。

ムセるかムセないかを見る。


もう1つは「「咳テスト」(CT)

クエン酸を加えた生理食塩水を「ネブライザー」という容器に入れて噴霧、

口から呼吸してもらいながら、咳の出る回数を見る。


こうしたチェックをして嚥下機能のおおよその状態を知る。

さらに疑わしい場合の精査方法として、「内視鏡」検査もあります。

鼻から内視鏡を入れて喉の様子、嚥下の前後をモニターで見ます。

これはもう一目でわかります。

当然ですが。



今日本でこの内視鏡診断の第一人者は、日本大学大学院の戸原先生。

実は6月9日(火)午後、戸原先生に施設に出向いて頂き、

内視鏡検査を入居者の方々に行って頂いたのです !!



どんな様子だったか、それはまた次回に (=⌒▽⌒=)