デクスター・ゴードン | ジュン・ミヤケ NYフリージャズ最先端

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デクスター・ゴードンのバラードは最高に素晴らしいですね!


テナーサックスの魅力は豪快な太いかつ力強い音

はもちろんですが、このバラードの時の柔らかい音は何とも言えない魅力があります♪


スタンゲッツの甘い音もとても素晴らしいですが、

このゴードンの音はまるで人生そのものを表現している感がします。


あるアメリカ人女性の方が デクスターの音をレコードで聴いて まるでデクスターが彼女のリビングルームに来て自分に話しかけてくれるような感じがします と言ってましたが 良くわかります。


彼の音は 彼が一生懸命練習してああいった音を作りあげたとデクスターの奥さんが語ってましたが、

後あのオールドのビンテージのオットーリンクのマウスピースですね!

これがまた オットーリンクならどれでもああいう音が出る訳ではありません。


テナーサックス奏者はやはり マウスピースには

強くパワーのある良い音を求めますが、

かつブリルハートのトナリンのようなとても優しいふくよかな音、

バーグラーセンのようなちょっと不良っぽいけどパワフルな音、後コンテンポラリーなガーダラ等様々ですね!


私もパワフルな感じは既に確立してましたが、

バラードを吹いてリスナーの方々に心から感動して頂く音色はまだまだでした...


しかしやっとそういうセッティングに巡り合いました。

自己表現における自分の夢が一つ叶った感じがします。


後は以前に書いたかも知れませんが、

トランペットの大野俊三さんと日本ツアーした時

の彼のペットから出てくる 音色というより心の声、深い人間性の音! これはもう

自分の人間を磨いて行くしかないですね!

これが一番難しい事ですね😊