父と母の関係は同棲して身籠り結婚を
したが、父方は母を嫁として認めなかった
父は稼ぎを実家に仕送りしていた
だから、私は父の実家に行ったこともない
父方の祖母が来ると母と喧嘩になっていた
私達孫も可愛いがられた覚えもない
祖母は母と買い物に行き好き放題買って
支払いは母で買った物を持って、
父の弟の家に行ってしまう
母は気が強い人だから喧嘩になったのだろう
私なら来られることすら拒否したかもしれない
自分を認めず、孫も可愛がらず、お金を使わせてる人を姑だとしてもこちらからごめんである
父にも母のことだから言っていたのだろうけど、私の周りの男の人達は身内贔屓
父は仕送り続けていて、母は内職をして生計を支えた
私達家族が住んでいたのは二軒長屋の一軒
六畳と三畳とお勝手に家族五人で暮らしていた
お風呂も黒電話もない
お風呂は二日に一度の銭湯
緊急時の電話は仲良くしてくれた道路を挟んだお家のを貸して貰っていた
私は八歳くらいまで父と男湯に入っていた
姉と妹は母と
少し経ってからは姉と二人で行くようになった
後にその話をその頃のあの場所を知っている人に話すと「出世したね。玉の輿だね。」と言われた
それくらい貧しい暮らしではあったが、幸せな子供時代の背景である
