時の糸 35 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





「裏切られた。」



「智だけは

俺に、嘘を着かないって

思ってたのに…………

結局、皆

俺に嘘をつくんだ。」




悲しかったし、ショックだった。


今まで信じてたのに………


影で笑ってたんだ。


俺を騙して笑ってたんだ。






俺の胸に怒りの炎が灯り始めた。




どうしてやろう…………



どうしたら二人を傷つけられるだろう……………




どうしたら櫻井を…………

苦しめられるだろう………



って、その事ばかりを考えながら

蛙の煩い合唱のなか走り出した。




その時には、もう俺の心に

悪魔が住みついていたんだろうな。






学校では俺の前で普通を装う智。


まるで「嘘なんてついてません。」って態度。



櫻井も櫻井で


近くを通っても智を見ることなくすれ違う。



昨日の夜……………



会ってたくせに……………


「…………うそつき……………」


『ねえ、智。』

『なに?』

『いや……

今日はなんだか機嫌が良さそうだから

昨日、良いことでもあったのかなって………』

俺の突然の質問に

智の顔がみるみる赤くなっていく。



『なんで赤くなってるんだよ。』


『え?

な、なんでもない……』


「………………うそつき………………」


『嘘だね。

なんだよ。

言えよ。

俺に嘘なんて着くなよ。』


「……………うそつきな………くせに…………」


『ほんとに……

何でもないって』



『もしかして…………

好きな娘(こ)でも ………できた。』


『え?』


『やだなあ……

好きな娘(こ)ぐらいいるしょ………』


「………………うそつきなくせに…………………」


『い、いないよ。

じゃ、じゃあ 潤くんは?

潤くんはいるの?』


『いるよ。

いるけど教えない。』


『なんだよそれ、

自分から聞いといて…………』


『ふふっ。

でも、違う娘(こ)から手紙をもらったことはある。』

『嘘。』

『うそじゃないよ。』

「俺はうそつきじゃないから」

『誰から?』

『そんなの教えられないよ。

相手の名誉もあるし

だいたい、断ったし。』


『そうなんだ。』


『でもさ、この間チラッと聞いたんだけどね………

櫻井って、モテるらしいよ。

なんか、サッカー始めてから

かっこよくなったもんね。

女の子がキャーキャー言ってた。』


『ふ~ん。』


『あれ?

興味ないの?

智の幼馴染みでしょ。』



『潤くんが………………

"翔くんと話すな"って

言ってから

翔くんのこと見てないから

モテるかどうかなんて………知らないよ。』


『ふ~ん』


「智は…………

また、嘘つくんだ………」



俺は窓の外に目を向けて

何事もなかったように振る舞った。