時の糸 28 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『俺のこと……………

嫌いになった?』






翔くんの悲しげな声。


翔くんの言葉が俺の胸に刺さる。


嫌い……………

なわけないじゃん。



嫌いに…………


なれるわけ………ないじゃん。


自分で言っておいて

こんなに苦しくて………

こんなにつらいのに…………


嫌いな………わけ…………ないじゃん。


声を出したら涙も溢れそうで



首を振るだけで精一杯。



暫くの沈黙のうち


俺は大きく息を吐き、

鼻の奥がグッと痛くなるのを堪えて



『……しょ………翔くん…………

…………翔くんの事…………

嫌い………なわけ……………ない………じゃん。』


っと、

俺は、必死に笑って見せた。


どうか、涙が……………出ませんように………って


『…………だったら………………

なんでそんなこと言うの。』

翔くんの責めるような言葉。

翔くんを怒らせてしまった。


『……ち…………………違う…………

…………好き……

…好き…だけど……………

………………違う…………んだ。』


俺の言葉は、翔くんにちゃんと届くだろうか………

俺の気持ち…………

わかってくれるだろうか……………



『………なにが…………違うんだよ。』

翔くんは、「意味がわからない」と言って

銀杏の木を蹴りだした。

怒りをぶつけてるみたいに。




『……………俺達の………好きは……さ……

友達…………としての………好きなんだよ。』

やっと、出た言葉。

やっと出した答え。



翔くんは、なにも言わずに

銀杏の木を蹴るのを止めて

空を見上げてた。。



『…………俺達………………

潤くんが現れてから

離れ離れになって………

大事な友人を奪われたって感情が……

恋愛感情みたいになっただけで……………

友達として好き……………なんだよ。』

自分で言いながら

納得しようとする俺。

『チッ、』

って、翔くんの舌打ちした音が聞こえ

『………お前は……………

友達と…………キスできるの?

…………友達だからって…………

ニノや雅紀ともキスできるのかよ?』


『………そ、それは…………』

『俺はできない。

智だからキスしたい。

智だから…………

キスの先だって………』

と、言う言葉を遮った。

『止めて。

神様が見てる。

神様が間違ってるって言ってる。』


『じゃあ智は平気なの?』


『…………翔くん。』


『智は………………

俺が長澤さんと付き合っても…………

平気なの?』


『だって、それが普通だから………

俺は今までみたいに一週間に一度

ここで翔くんと話せれば

それだけでいい。』

『ばかじゃない?

俺が長澤さんと付き合ったら

ここに来るわけないじゃん。』

『え?』

『来るわけないだろ。

お前が俺を好きじゃないってことなんだろ。

バカにするな。』


『彼女には「好きな人がいるから」って断って

お前に会いたくて必死に走ってきたのに

そんな言葉を聞くためじゃない。』


と言うと、翔くんは俺の顔を見ることなく

走って帰っていった。




………俺……………変なこと言った………





友達に戻りたかっただけなのに…………



堪えていた涙が溢れてきた。