君が笑ってくれるなら 146 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






車の後部座席に座ると車は動き出した。


ほんの数分前まで幸せだったのに………


横浜から買ってきたお土産を皆で食べて

楽しかったことを

皆に聞いてほしかったのに………

一転してしまった。



前を見ると翔くんが歩いてくるのが見えて

翔くんとすれ違った。

翔くんの顔は楽しそうに少し笑みを浮かべ

前を見て歩いてる。



俺が…………ここにいるとも知らないで……


「…………翔くん………………

…………バイバイ……………」

俺は心の中で翔くんに別れを告げる。

「あっ。

俺の宝物………」

公園で描いて貰った似顔絵………

あれを忘れた。

しかたないか………





…………好き………だった。

翔くんを………好きになってた。

変なの男同士なのに…………

俺がこんな格好してるから影響されたのかな………

翔くんも俺もこと大切にしてくれたと思う。

翔くんの優しい目が好きだった。

翔くんの「しょうがないな……」って言って

構ってくれるのが嬉しかった。

母さんを亡くした哀しみを翔くんが癒してくれた。

料理なんてしたことないくせに

一生懸命作ってくれた。


思い返せば翔くんと暮らした日々は

笑顔で溢れてたと思う。


俺…………


そんなに笑う方じゃなかったのに………



やっぱりお笑い芸人さんだけあるな。




今度はTVで会えるかな…………



会えるといいな…………




「翔くん……………」

思い出すだけで胸が苦しい……


潤くんに婚約者のふりをしてもらったり

ニノや他のメンバーが、俺を好きって言ったとき

その意味がわからず戸惑ったくせに………



ほんの数ヵ月一緒にいた人をこんなに………

涙が出るほど好きになるなんて

あり得ないのに…………




『今の人でしょ。

大野さんが一緒に暮らしてた人って』

と、助手席に座って

俺に声をかけてきた人が言う。


『……………調べたの?

俺のこと……………』

『違うよ。

これはね。

偶然だった。』

と言い出した。

『でも……………

なんで君なの?

父さんにでも頼まれた?』

『それも………違うなあ………

どっちかって言うと松本さんのためかな……


『え?

なんで潤くん?』

『だって、

大野さんがはっきりしないから

皆が困ってるんだもん。』

『え、

それってどういうこと?

静ちゃん。』