君が笑ってくれるなら 132 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





翔くんが食べないから無理して

二個のカップヌードルを食べて

お腹がいっぱいになった俺は

そのお腹を撫でながらフーって息をついた。


『…うわああ~………

お、お前…………』

と、翔くんが飛んできて空のカップを覗いて

『俺の分は?

俺のカップヌードル………』

と言って、

俺の顔と空のカップを交互にみる。

『え?

翔くん………いるかったの?』

「俺、ちゃんと聞いたよ。

"食べないの"って………

なのに無視したの翔くんじゃん。」

カップヌードルは確か最後のひとつがあったはず

翔くんの事だから

自分で作って食べるだろうと

翔くんの脇をすり抜けてソファーに座った俺。

『はあああ~』

翔くんのあきれた声が静かな部屋に響く。

『だって、

全然食べないんだもん(麺、延びちゃうじゃん)。

要らないかと思って(怒ってるし)

俺、無理して食べたんだよ(ちょっと延びてたし)。

もう、お腹いっぱいなんだから。』

と言うと、小さなげっぷが出ちゃった。



TVを着けてみると

朝の情報番組の時間で

丁度、エンタメコーナーをやっていた。

女の子が何十人もいるアイドルグループの話題や

結成何十年のバンドが記念ライブをドームで行ったとか

映画の話にドラマの話と続くなか

突然、

[最近、活動停止のバンド

"Bad Boys"のことなんですが………]

と、俺達の写真が映し出された。

「え?

なに?

活動停止?」

突然の事に驚いてると

[Bad Boysのボーカルのサミーさんが

体調不良のため母国に一時帰国しているそうです。

病気療養中のため………

治療に専念させるために

一時的に活動停止を決めたとのことです。]

と、告げた。

「俺のこと、

病気って事にしてあるんだ………。

俺………こんなに元気なのに………」




「彼らは………

俺が戻ってくるのを待ってるんだ。

…………………

こんなに迷惑かけてるのに……

迷惑しかかけてないのに………

………………どうして?

………………

どうしよう…………

……………………

どうしたらいいんだろう…………

………………………

俺……………

また、サミーに戻れるのかなあ………

戻ってもいいなかなあ……………

……………

サミーは……………このまま引退して………

存在を消した方がいいんじゃないかな……

いつまでも世間を欺けないよ。

でも………

大野智に戻ってピアニストになる?

それって……………

また………

あいつの元に戻ることと一緒だ。」




「俺は……………

何がしたいんだろう………

どこに行きたいんだろう…………

どうすればいいんだろう……………

…………………

考えても、考えても

答えなんて……………

見つからない………

………俺って………

………………ダメだな……………

つくづく俺が嫌になる。」



って、思っていると

後ろで阿部の声が聞こえてきて振り返った。

そこには、大きな荷物を持った翔くんが

阿部に首根っこを摘ままれたみたいに立っていた。

『……………あれ?

翔くん………

そんな荷物持ってどこいくの?』

『お、俺………

…あ、……あ…しゃ……めし……

買いに行こうと………思って………』

と、翔くんが珍しく咬んでる。


カップヌードルなら、後一つ残っていたはずだよ。

朝飯買いに行くだけなのに

そんな荷物もいらないよね。

翔くん………

出て行こうとしてたんでしょ…………




油断も隙もないんだから…………