君が笑ってくれるなら 115 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






結局、彼は俺にカップメンをくれなかった。

……………ケチ。



って…………

まあ………俺もクロワッサンあげなかったから

おあいこだけどね。





俺は、お腹が満たされてきたら

なんだか眠くなってきて

彼のベットに横になった。





俺の横をバタバタと掃除機をかけたり

洗濯を始めたり

忙しそうにしている彼。



『…………ねえ。

仕事……………大丈夫?

だいたい君って何してる人なの?』

って、聞いてみたけど

俺をチラッて見て、また無視された。



「………やっぱり…………無職なんだ…………」

気にしてることかもしれないから

これ以上は聞かない。



ベットに横になって窓の外を見ていると

青い空が広がっていて

ふっと潤くんたちのことが思い出された。

俺が突然いなくなって

彼らはどうしてるんだろう…………

怒ってるかな………

心配してるかな…………

今更、戻れないし、戻ることもできない。

俺はこれから

どうしたらいいんだろう………



俺は今までお金に困ったことはない。

食べるものがなくて困ったこともない。

掃除や洗濯なんてしたこともないし

お湯さえ沸かしたこともない。

なんにも知らないし、なんにも出来ない。

俺ってほんと使い物にならない奴だって思う。

でも、こうして庶民の生活に慣れて行けば………

一人で生きていく術を学べば

あいつから自由になれる。

なれるはずなんだ。


………………………


って、考えているうちに眠っていたらしい………







『………………おい。

起きて。』

不意に揺さぶられて俺は目を覚ました。

目の前の彼は、こざっぱりした服に着替えて

これから出掛けると言う。

『あっ。

もしかして仕事?』

と、問いかけると

『仕事って言っても

有るような無いようなもんなんだけど…な…』

と、ボソボソ呟いて

自分が漫才師でそれも"売れてない"って

教えてくれた。

だから、仕事も不定期で

収入も安定しないんだと。


『今、事務所から連絡が来て

ちょっと行ってくるんだけど

一人にしても大丈夫かな?』

心配そうな顔で俺に尋ねる。

『あっ。

いいよ。

大丈夫大丈夫。』

と、答えると


『………軽いなあ………

………不安だな………

不安だよ。

お前、絶対コンロとか

この辺の機械とか

いじるなよな。

絶対だからな。』

と俺に何度も何度も念を押して

彼は家を出ていった。


ちぇっ……………

信用ないなあ………………



一人はつまんないから…………


もう一回寝よう。