君が笑ってくれるなら 100 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





俺はアメリカから日本に帰る飛行機の中で

あいつに対する憎しみだけをより一層募らせていった。








「…………智………

今日は何が食べたい?」

キッチンから顔を出した母さんが

小さい俺に聞いてくる。

「ハンバーグ。」

と、俺は答える。

ちょっと困った顔を見せた母さんは

「また、ハンバーグ?」

と言って

目線を合わせるようにしゃがみこんでくる。

「うん。

母さんのハンバーグが一番好き。」

って、俺は母さんに抱きついた。

「そう?

それだけじゃ野菜が足りないわね。

野菜がいっぱいはいったミネストローネも作りましょうね。」

俺の背中を優しく擦り抱っこしてくれる。

「えー。

ミネストローネ嫌い。」

小さい俺は、野菜嫌いだったんだ。

母さんは、俺に優しい声で

「智はいい子でしょ。

お母さんが愛情込めて作ってあげるから

食べさいね。」

って、笑ってくれる。

俺は母さんの笑顔が大好きだった。


「ほら。

美味しくなあれ………

美味しくなあれ…………

って呪文をかけるのよ。

智も呪文をかけてみて……………」

母さんに言われるままに

俺も呪文をかけてみる。

「美味しくなあれ…………

美味しくなあれ…………」

って…………

「ほーら

美味しく出来たでしょ。」

そう言って、笑う母さん……………




今でも瞼の裏には、

母さんの笑った顔が焼き付いてる。




その…………


母さんが……………



いないんだ。




俺は…………………天涯………孤独……………

…………なんだ………………












『……さ………し…………さん……

…智………さん…………』

俺は腕を叩かれて目が覚めた。

声のする方に目を向けると阿部が

『もうすぐ到着しますよ。』

と、教えてくれた。