君が笑ってくれるなら 36 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





ベットに可愛い寝顔で横たわっている姫。

否、こいつは男で

我儘な大野だ。

わかってる。

わかってるのに…………

なんだ?

なんだこのドキドキは………

なんだか胸が苦しい………

これが"動悸、息切れ、目眩"っていう症状か?

俺の心臓がおかしくなってるのか?

救心飲まなきゃ………

って………………



違う。

違うよ。

これは…………


これは……………



…言いたくないけど…………


…多分…………


…………恋……………だ…………



男の俺が、男の大野を好きになるなんて…



ありえないのに………



あり得ないことがおきてしまった。




そう思うと………


とても大野の隣でなんて眠れない。


眠れるわけが…………ない。


「とか、言いながら…………

昨夜、致してしまったわけ…だが……

今更………なんだけどね。

自覚しちゃうと…………

やっぱり………ねえ………」



…………でも、ほんとに俺……………

こいつを抱いたんかな…………


全然覚えがない…………んだけど………


それはそれで………

もったいないことをした………



……兎に角、この場を去らなきゃ。

自分が止められないような気がする。

と、慌てて寝室を後にした。


「俺のいれる部屋って、

ここぐらいしかないよな。」

と、俺の荷物でいっぱいの物置に入ると

中から寝袋を発見した。

シングルスベットの上には

有りとあらゆるものが乗っていて

眠れる余地はないけれど

床の荷物をまとめれば

俺が寝袋で寝る位のスペースはできた。

なんだか、たったの数日が

何ヵ月も経ってるように思える。

大野に会ってからの俺の人生は

上がったり下ったり……

まるで、ジェットコースターみたいだ。

なんか…………妙に疲れた。

寝袋に入って静かに目を閉じる。

この狭さが俺にはちょうどいい。

なんて考えてるうちに

俺も、眠りについてしまった。








『………ねえ。

なんで………

こんなところで寝てるの?

ねえってば。

起きてよ。翔くん。』

俺は、ゆさゆさと揺さぶられて目が覚めた。

凄く心地よい夢を見てたのに

もったいないことをしたなあ………


『うんん~ん。』

と、体を伸ばして

『………なに?

お腹すいたの?』

と、大野に聞いたら

ちょっと頬を脹らませて

『なんでここで寝てるの?

なんでちゃんとベットで寝ないの?

俺、隣に翔くんがいないから

焦ったんだから……ね。

また、どっかに行っちゃったと

思ったんだから………』

と、言いながら涙目になってる大野。

『もー………バカだなあ……

どこにも行かないって。

約束したじゃん。』


『じゃあ………なんでここで寝てるの?

俺と寝るのが嫌なの?』


『嫌って………

そういう訳じゃなくてさ………

ほら、昨夜みたいに………

……ね、なったら悪いからさ。』

昨夜みたいに、

また、無意識に大野を抱いた

なんてことになったら大変だから………


『………昨夜………みたい?

あーあ………

翔くんのストリップ劇場のこと?』

『え?

おれの…ストリップ………げき……じょう……?』

『昨日の夜のことでしょ。

俺が睡眠薬で翔くんを寝かせて…………

夜中にモソモソと、翔くんてば起きだして

暑かったのか

服を次々に脱いでいったんだよね。

俺が止めるのも聞かないで

スッポンポンになっちゃって………

俺、一瞬襲われるのかと思ったのに

結局、気持ち良さそうに寝ちゃったんだよ。』

『え?

え?

寝た?』

『うん。

寝たよ。』

『え?

激しかった………とか………

なんとか言わなかった?』

『そうなの。

翔くんてば凄い寝相が悪くって

俺のこと、突き飛ばしたりしてたんだよ。』

『え?

それって……

やったわけじゃないの?』

『やったって?

何を?』

『なにを。』

『なに……を……?

って、……………やだ。

そんなことあるわけないじゃん。』

『うそ。

だって、お前も裸だったじゃん。』

『あっ。

あれは………

翔くんが気持ち良さそうだったから

気持ちいいのかなって思って

翔くんも裸だし………

いっか、って思ってやってみたの。

そしたら気持ちよかった。』

と、大野が恥ずかしそうに俯いた。

『マジで…………。』

俺は安堵のため息がでた。

『……………だよな。

だよな。

だって、覚えてないもん。

変だなって思ったもん。

やったら普通覚えてるよね。

あー………ビックリした。

よかった。

よかったー。』

『俺、翔くんとだったらやってもいいよ。

むしろ、夫婦なんだから

やってもいい。』





『え~!!』