哀しみは雪のように 195 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






「……………も…し…も…し…

………だ………れ…………?」

訝(いぶか)しげに、俺の電話に出た健太。

『……………もしもし。』

「え?!

もしかして…………翔君?」


電話口で驚いてる健太の声がした。

『うん。

よくわかったな。』

たった一言で、俺だってわかるなんて………

「だって、俺に電話くれる人なんて

……………いないもん。」


そう言って、ちょっと拗ねたような口ぶりになった。


俺は、やっと連絡がついて

健太と話せるのに

結局、何を話したらいいんだろう………

"会いたい" ただそれだけの言葉が出てこない。

そんなへたれな俺。


「……………なに?

翔君からは連絡しないんじゃ

なかったっけ?」

健太が俺に皮肉を言った。


『……………』



「…うそ。

ごめん。」

『いや。

健太が謝ることないよ。

俺が悪いんだから………』

「翔君?

………………どうしたの?

なんか変だよ。

なにかあった?」

健太が、俺に優しく問いかけてくる。


智も、そうだった。

俺が落ち込んでたりすると

そっと、隣にきて優しく聞いてくる。

押し付けがましかったり

お節介でもなくて

そっと寄り添うような…………

そんな感じ…………



『………なあ……』

「なに?」


『お前は……………(誰?)』

って、聞きたかった。



でも、その言葉を呑み込んで

『…………なんで……………

なんで会いに来ないの?』

と、聞いた。



「……………」



『俺の事…………

嫌いになったか?

俺が、重くなった?』

…………と、聞いてる俺って

滑稽だ。

健太からの返事はなく、沈黙が続き


「自分で見つけな。」

「智くんの跡を探してごらん。」

と言う、先生の声が聞こえてきた。

もう一度

『…………健太。

健太に会いたい。

会って話したいことがある。』

と、伝えた。


「…………うん。

本当は………………

俺も……………会いたかった。』

と、健太から返ってきた。