哀しみは雪のように 187 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





『愛だの恋だの……

真っ平ごめんだ。』

と、健太は言い切った。

『はああ?

どういうことだよ。』

俺は、おかしな声をあげた。


『………………一人の人に……

縛られたく…………ない。』


そう言って、俯いた健太。

さっきからなんだか意味がわからない。

『お前は………

俺を好きなんじゃないの?』

と、聞くと

『好きだよ。』

と、顔を上げてニコと微笑む。

『俺も好きだよ。

もう智の事は忘れるから

健太だけが好きだ。』

って、言ってみる。

すると、突然また顔が雲って

『……………重い………よ。』

と言う。

………わけが………わからない。

『おもい?

どういう意味?』

健太の言ってることが

俺には理解できない。

睨むように健太を見てると


『俺、

多分…………

頭を手術されておかしくなってるんだと思う。

…………普通が…………わからない。』

と、項垂れる。

『ふ、普通とかじゃなくて……………』

俺の言葉を遮って

『俺…………

俺なんかに…………

真剣になってほしくない。

今みたいに

翔君は智くんが好きで

智くんを待ってる翔君を

俺が慰めてあげる。

それで十分なんだ。』



『???』

『俺…………

なんか変なこと言ってるかな?』



『………変なこと……………言ってるよ。』

『そうかなあ………』


『俺に、お前を好きになるなって言ってるんだぞ。

俺の気持ちは…………

どうすればいいの?

智の事が忘れられないのは確かだけど

俺は、ちゃんと健太が好きだ。』

『違う。

俺が、智くんに似てるから

好きなんだって………』

俺たちは…………

道の真ん中でなにやってるんだ。

意味もわからず押し問答。

『…………ごめん。

俺……………意味がわかんない。

このまま別れよう。

…………じゃあなっ…………』

俺は、健太に背を向けて歩き出す。

朝の、あの優しく甘ったるい時間も

健太にとっては智の代りにやってたことなの?

幸せそうに微笑んでいたのに?

俺を好きなんだろ?

なんで俺が好きになっちゃいけないんだ?

なんなんだ?

健太は愛人願望が強いってこと?

もう、頭がおかしくなりそうだ。


自分の中でいつのまにか

智の面影よりも

健太の存在の方が大きくなっているというのに………