哀しみは雪のように 108 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




俺の気持ちは、あっさりと否定されてしまった。



大人にとってみたら

俺の感情は、一時的なもので

同情に過ぎないと思われたんだろう。



『翔君には、本当に感謝してるのよ。

これからも智のよい友達でいてね。』

と、「智にこれ以上、邪な感情を抱かないように」とお母さんに釘を刺されたかたち。


俺達はまだ、子どもで

なにもできない。

お金もないし

知恵もない。



今は、智に会えるだけでも

嬉しいと思うしかない。

そう………思うしかないのかもしれない。






『今度は潤達も連れて来ていいか?』

と、智に尋ねてみると

『おいら…………

おいら……どんな顔して会えばいいの?』

不安そうな顔を見せ

また、笑顔が消える。

『バカだなあ………

笑ってやればいいんだよ。

…………智は…………

あいつらに本当に………会いたくないの?』




『…………………あい………たい。』



『あいつらだってずっと思ってるよ。

「智の笑った顔が見たい」って』



『…………』

智が、考えこんでいる。

また、「自分は汚い、相応しくない」って

言い出すのかと心配になって



『……に、ニノはね…………あいつはかわんねーなあ。

あいつはホント変わんない。

あのまんま成長してる。

性格はちょっと曲がってるかもしんないけど……』

と、仲のいいニノの話を出してみた。

『………ニノの性格が曲がってるのは

今に始まったことじゃないじゃん。』

智は、俯いたまま

それでも、俺の言葉に耳を傾けて食い付いた。


『ふふっ………そうだね。

雅紀はね。

背が伸びた。

手足が伸びた。

一時期、成長痛で「間接が痛い」って言って

「おれ、ジャイアント馬場みたいになったらどうしよう。」って

本気で悩んでた。

でも、思うほど伸びなくてさ

今度は「ここから巻き返しだ」って

牛乳ばっか飲んでる。』


智が、雅紀の姿を想像したのか


『ふふふ………相葉ちゃんらしい………』

と、可愛い顔で笑った。


『ふふっ………

潤はね。

いい男。

性格も顔も"イケメン"だからね。

高校でもモテモテだよ。

告白してくる子に

「おれは、条件が厳しいんだよ。」って言って

断ってるけど

実は………違うんだ。』


『え?なんなの?』


『それは…………

本人に自分から聞いた方がいいよ。』


『……………』




『………あいつらも………

あの日から抜け出せないでいるんだから………

智の元気な顔、みせてやれよ。』


『……………うん。』


俺は、智との再会を楽しんで

智のお父さんの車で家路についた。


『翔君には、感謝しても仕切れないな。

これからも、いい友達でいてくれるとうれしいな。』

と、お父さんにも言われてしまった。



やっぱり……………


俺達の関係は、認められないってことか………