哀しみは雪のように 83 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







智は、それから一週間経っても目覚めなかった。

俺達は毎日、病院に行って智が目を覚ましてくれるのを待っていた。



その間に、上村忍は沖縄の小さな島で見つかり逮捕され

現場検証がなされ

高城勇太を殺害した方法、

智を誘拐した方法などが調べられた。





病院の帰り道。

『3年前の、あの日みたいだ…………』

と、ニノが呟いた。




あの日…………

そう、智を失った苦しみから

倒れてしまい目覚めなかった翔君を

見舞っていたあの日………


目覚めた時には、智に関わるすべての記憶を忘れ去って

それに伴い俺達のことも忘れ去って

群馬に引っ越していったんだ。


あの時の喪失感。


俺達は大事な友を同時に二人も無くして


それでも、いつか………

いつか必ず………………

また一緒になれるって

信じて待っていたあの日。




その話になると翔君はいつも俺達には「すまなかった」って謝る。


あれは、仕方がなかったんだよ。

翔君の心を守るために

翔君の体がみせた奇跡だから…………


『智も…………

同じだったりして……………』

雅紀が言う。

智も心を守るために

記憶を消して俺達の事を忘れるんじゃないかて



『それならそれでいいじゃないか。

智の辛い苦しい経験がリセットされるなら……

俺達を忘れてたら忘れてたで

もう一度、友達になればいいんだから』

『そう………そうだね。

そうだよね。

もしそうなったらまた友達になればいいんだよね。

俺達は、おおちゃんが目覚めるのを待てばいいんだ。』


『うん。そうだよ。』

と、俺は二人に頷いた。





俺達はまだ子供で

この時、大人が何を考えてるのか

わかりもしなかた。