智は……………
この3年の間、どんな屈辱と戦って来たんだろう…………
どんな、恐怖と戦って来たんだろう……………
智の苦しみを思うと言葉が出なかった。
どんな心の傷を抱えたのか……………
考えると涙が出る。
でも……………
…………………大丈夫。
大丈夫だ。
生きてさえいれば
生きてさえいれば再生は可能だ。
死んでいたと思ていた智が、生きていたんだ。
大丈夫。
俺たちが着いてる。
俺達の再生が始まるんだ。
泣いてる俺の前に、警官が丸めた画用紙を差し出して
『これは………………君かな?』
と、手渡してくれた。
『最初、踏み込んだときに
この少年が監禁されていることを知らなかった故に驚きました。
我々が踏み込んだときに
ベット一面にこのような絵が敷き詰められていて
その上に倒れていたんです。
この一枚を大事そうに抱えて…………』
警官の説明を聞きながら
丸まった画用紙を拡げると
そこには…………………
俺が笑ってた。
胸がいたい。
3年もの間………
智は、俺の事を思いながら生きてきたんだ。
そう思うと…………
堪らなく愛しい。
『彼の身元を確認するものが何もなく
身元確認に時間がかかってしまい
こんな時間になって………』
と