哀しみは雪のように 30 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。










翔君は狡い。



自分だけ楽になって…………




智の事を忘れて………




俺達のことも忘れて………




この苦痛から解放されたんだ。




長い間、夢の中をさ迷った翔君は

俺達の事をすっかり忘れ去ってしまい

俺達だけが取り残された。


あんなに明るかった相葉ちゃんは、笑わなくなり

ニノは、引きこもりに拍車がかかり

俺、自身も情緒不安定。



町全体が暗く。

子供を守るために自警団もでき。

子供達の遊ぶ姿が町から消えた。




その内、翔君のお母さんが

翔君を群馬の親戚に預けると言い。

智のお母さんに、泣きながら

「そっとしておいてほしい」と頼みこんだらしい。

智の家から手紙が来たのは、ちょうどその頃だった。

「智の事は忘れて、受験頑張って」って


受験生の俺達を気遣ってのことだった。





1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月……………


なんの進展もないまま


智のお母さんが倒れてしまった。


連絡をもらって駆けつけると


あんなに元気で明るかったお母さんが


痩せ細り、おばあちゃんになっていて驚いた。



お母さんの心配は、極限まできていたんだと思う。


「智……………このままだと、

お母さんが………死んじゃう………よ。

智……………

智……………帰っておいでよ…………

早く…………お母さんの元に……………


…………………帰っておいで………」


そう願うしかなかった。




受験が終わり、

俺達は中学を卒業して

それぞれバラバラの高校に進学した。


それと同時に、俺達の関係も

完全に終わってしまった。


それでも俺は、時おり智君のお母さんの話し相手になるために智の家に行っていた。