人生は其なりに厄介だ。173 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

『………それのしてもさ、

『そりゃないでしょ……………

俺、身内だぜ。』

そう言って、不貞腐れた顔をして

智の作ったカレーを頬張る潤。


事件から3週間たった頃、不意に帰ってきて

俺たちから事件の詳細を聞いてむくれだした。

和から聞いたり、

俺たちも報告は一応してたんだけど

「大したことないから、大丈夫」って言ったもんだから


『俺ってば、鵜呑みにしてさ。

軽く考えてたら、とんでもないことになってたんじゃん。』

と言って、むくれてる。

『でも、本当に大したことなかったんだから………』

と、智が言うと

『それは、結果論だろ。

スカジャンがブカブカで布が厚手だったから

軽い怪我ですんだけど

死んでてもおかしくないんだよ。

頭だって、打ち所が悪けりゃ死んでたんだからな。

この年齢で…………

また身内を亡くすなんて事になったら………

俺、一人ボッチになるじゃん。

わかってんの?』


『ご……ごめん。』

智が懸命に謝っていた。

『大体さ。

俺、翔さんに言ったよね。

智のこと「俺のかわりに守ってね」って

違った?』


『はい。

その通りです。』

俺も、潤に頭を下げる。


『ほんとにもー。

やっぱり俺、戻って来ようかなここに。

智が心配だよ。』

って言う潤を智が

『とか言って

なに言ってんのさ。

あんな豪勢なデビュー会見しておいて。

今さら戻ってこれないくせに。』

と、答える。


潤は、とうとう芸能界デビューして

5人組のグループでアイドル活動を始めた。

今だって、冬物を取りに来ただけ

『忙しんだろ?』

と、潤の荷物を段ボールに詰める智。

『うん。まあね。』

『体に気をつけろよ。』

『わかってるよ。

俺より智の方だろ。』

『うん。

もう、大丈夫だからさっ』



『ほら、合宿所まで送ってやるよ。』

俺が荷物の入った段ボールを持ち上げる。

『え?

いいよ。

俺、タクシーで帰るから

だいたい、智を夜一人にしたら危ないでしょ。』



『ばか。大丈夫だよ。

俺は、お子ちゃまじゃねーし

それに俺も、一緒に行くから。』

と、智が言うと

『え?』

潤が驚いた顔をして

『…………一緒に……行く……………って……

智…………車に……乗れる……の?』

恐る恐る尋ねてきた。

『ふふふっ

当たり前じゃん。』

って、潤に自慢げに答えた。


飯田に刺されて病院に運ぶ際に

初めて俺の車に乗って

どさくさに紛れて乗ったら乗れちゃった………って感じ。

あれから距離は長くはないものの

乗れるようになっていて

智は潤に自慢したかったんだろうな。