人生は其なりに厄介だ。158 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





『ねえ。ちょっといい?』

体育館から出ると、俺は腕を掴まれて呼び止められた。

『あんた、櫻井先生の従兄弟って言ったよね。』

と、坂上先輩だった。



翔兄から、田所先輩の仲のいい人を探してくれって言われて

たどり着いた人が坂上先輩。



俺が翔兄の従兄弟って知って

飯田の事を教えてくれたのもこの人。


『ちょっといい?』

と、親指で方向を指し示した。  



『はい。

なんでしょ?』

『あんたさ、

櫻井先生の大事な人って誰かわかる?』

『え?

なんで?』

『あのね。

昨日、放課後に櫻井先生たちと

田所のところに行ったんだよね。

そしたら、櫻井先生の電話が鳴って

誰かが病院に運ばれたみたいなんだよね。

顔面蒼白になって震えてて

急いで出ていったんだよ。』

『え?

どう言うこと?』

『だからさ。

さっき教頭が言ってたじゃん。

昨夜飯田が起こした事件

それって、櫻井先生の大事な人の事じゃないかって』



『え?………まさか…………』

俺の顔も顔面蒼白になっていく。

「うそっ……………

智さんに何かあった?

だから、翔兄……………」

『ちょっと!

あんた大丈夫?』

坂上先輩が俺の肩を揺すった。


『あっ。

はい。

だ、大丈夫です。

わかりました。

教えてくれてありがとうございます。』


俺は、坂上先輩に礼を言って教室に帰ると

相葉ちゃんが俺がいないのを心配して探してた。


『どこいってたんだよ。』



『あー。

ごめん。』

俺の顔面蒼白な顔を見て

『どうかしたの?

なんかあったの?

顔色悪いよ。』

と、心配してくれる相葉ちゃん。


「なんで………

なんでこんなときに………

………………潤が……………いないんだよ。」


潤がいてくれたら…………

そう願うのに潤はいないんだ。



『…………相葉ちゃん……………

お願いがあるんだけど……………』

『なになに?

にのちゃんのお願いなら

なんだって聞いちゃうよ。』


『うん。

帰りに潤の家にいきたい。』

『潤の家?

いいけど。

潤いないんじゃなかったっけ?』

『うん。

潤じゃなくて、智さんに会いたいから』

『そっか。

いいよ。

どうせ、今日は部活も休みだろうから。』


『ありがとう。』





一度、智さんに電話してみたけど

「………電波の届かない場所にいるか……………」と、返ってきて

声を聞くことはできなかった。

もしかして…………

まさか…………

って、思いはドンドン悪い方に流れる。


翔兄にも電話したけど出てもらえなくて

俺の不安は高まるばかり。


潤は何か知ってるのかな?


そう思って潤にも連絡してみたけど連絡がつかなかった。


だから、家の前に警官が立っていて

庭の方からリビングを覗くと、

窓ガラスが割れているのが見え

俺は倒れそうになった。


『何が……………あったんだ?』


相葉ちゃんが俺を座らせて


警官に話を聞きに行ったり

隣の家に走ったりと情報を集めてくれた。