人生は其なりに厄介だ。148 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







『紛らわしいんだよ。

まったく。』

と言ってプリプリしてる翔君。

やっと、事を理解して

恥ずかしさを誤魔化そうと悪態をつく。



でも、相当ショックだったのか

俺の手を放さない。



医師に呼ばれて

『4針ほど縫いましたが、

MRIの画像でも問題なさそうですので

お帰り頂いても結構ですよ。』

と、言われ。

被害届けを出した。

その間も俺の手を放さない翔君に困っちゃった。


時刻は深夜の2時を回り。

「帰ってもいいよ」って言われても

俺はタクシーに乗れないし……………

始発を待つには後3時間

俺が割った窓ガラスのせいで

家も心配だし………

翔君は疲れてるだろうし……




何とかしなきゃ。

と、思っていたら


『あそこに泊まろうか。』

って、翔君が俺を引っ張って行く。

そこは駅前のビジネスホテル。




チェックインして部屋に入るといきなり

翔君がヘナヘナって床に座り込んだ。

『……え?………

だい…………じょうぶ………』

俺がしゃがみこんで翔君を見ると

翔君が俺を抱きしめて

『……………怖かった……………

凄く…………怖かった………』

て、力をこめる。

『ごめん。』

「ふふっ。

自分で勝手に勘違いした癖に………」

って思ったけど

『ごめんね。

心配かけて………ごめん。』

て、何度も背中を擦りながら謝った。

『違うよ。

智は何も悪くない。

…悪いのは…………飯田だ。』

翔君の口から出てきた飯田の名前に

あの時の情景が思い出されて

気持ち悪くなった。


「あいつは本気で俺を………」

と、思ったら背筋が凍る。



『………翔君。

……………キスして。

翔君のキスがほしい……………』

俺は翔君にしがみついた。

『あいつに、何されたの?』

と、俺の目を見つめて問いかけるから

目を反らした。

あいつにキスされたなんて言いたくない。

翔君を苦しめるために俺を傷つけるんだって

あいつは言って

俺を強姦しようとしたなんて…………

言えないよ。



俺が黙っていると

翔君が俺の頬を優しく撫でて

『痛かったね。』

って、

殴られてちょっと腫れてる頬を撫でて

キスしてくれた。

翔君の柔らかいキスは

俺の体に浸透したあいつの毒を中和していく。