※お話が「智と翔くん」でもないし、
「潤とにの」でもなくてごめんなさい。
皆さん着いてきてますか?
ちょっとエグイ話になってごめんね。
『あいつは…………』
と言って泣き出した坂上さんに
優しく背中を擦ってあげながら
『……………もしかして………
………………飯田………先生?』
と、言ったのは二年目の若い女性教諭
高畑先生だった。
『え!!
飯田先生?!
学年主任の?』
俺は、突拍子のない声を上げ
でも、やっぱりとも思ってた。
坂上さんは黙って微かに頷いて
椅子に座りこんだ。
『……坂上さん。
あなたは………………大丈夫?』
と、何かを察知したのか高畑先生が
坂上さんに聞いていた。
『………………まさか………………』
『…………去年……………』
と、言い出した。
『なんて事を………………』
俺の体が怒りで震える。
『あのやろー。』
『先生。落ち着いてください。
手を出したら敗けですよ。』
『わかってますけど。』
『……………だから、優依は妊娠のこと知らないふりをして
堕せないところまでいってから
妊娠を広めて
相手に証拠として突き付けるつもりなの。』
『……………そうか…………。』
『…………なのに、櫻井先生に矛先がいって…
ごめんね……』
『わかったよ。
多分、書いたのは飯田先生だろうな。
で、俺にあんな言い方したんだ。』
『先生。「窮鼠猫を噛む」って言いますから
何をしでかすかわかりませんよ。』
と、高畑先生が言う。
『私たちが、何か嗅ぎ付けたと思って
怯えてるはずですから』